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宮古島トライアスロンというと、一年に一度の、島をあげた大イベントです。
この日は、日本や世界中から体力に自信のあるツワモノ達が一堂に会する特別な日。
鉄人と呼ばれる方達が長時間かけて競い合う姿は、何回見てもとても感動します。
ここでは、トライアスロンの概要や、気になる当日の交通規制について詳しくまとめました。
宮古島のトライアスロンとは?
トライアスロンとは、水泳3km・自転車157km・マラソン42.195kmの3種目を競うスポーツで、1974年、アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンディエゴで初めて開催されました。
宮古島では、1985年から開催されていて、30年以上と、日本の中でも古い歴史があります。
当初は240名程度だった参加者も、今では定員数1700名と7倍に増え、毎年約3000人前後の応募がある人気の大会となっています。
その倍率は1.76倍。東京マラソンが12倍ですから、比較するとまだ参加の敷居は低いとも言えますね。
日程は、毎年4月の第3日曜日または第4日曜日に開催されることが多いです。
ちなみに、2019年は4月14日です。(第2日曜日でしたね。)
宮古島の4月の平均気温は20〜25度ですので、「暑い」の手前くらいのちょうど良い気候の時期になります。
交通規制の詳しい情報
トライアスロンのコースは一言で言うと、「宮古島一周」。(距離にすると、宮古島二周です)
そのため、宮古島全体に交通規制が敷かれます。
大会のスケジュールは、朝の7:00から夜の20:30までなので、その日の外出はできる限り控えたほうが良いでしょう。
ただ、最後尾が通過次第、順次解除されていくので、1箇所の規制時間は約4〜5時間程度です。
ですので、宮古島を横断するほどの外出は厳しいですが、買い物やちょっとした用事程度の近隣であれば、時間帯を避ければ可能です。
競技ごとのスケジュールですが、7:00〜8:50は与那覇前浜ビーチで水泳、それから15:20までは自転車、そして20:30までマラソンと続きます。
それに合わせて規制時間も変わってきますが、自転車は宮古島の外側をぐるっと一周半するコースになっていて、規制時間は7:00〜15:20。
宮古島から架かっている橋すべてもコースに含まれますが、それぞれ規制時間が違います。
伊良部大橋が「7:00〜11:00頃」、池間大橋が「8:00〜11:30頃」、最後に、来間大橋が「10:00〜14:30頃」となります。
そして、宮古島の中央を横断するランコースは11:30〜20:30。
つまり、ランコースを避ければ、15:30以降ならある程度の場所なら行くことができます。
反対に午前中は、規制時間外であっても、準備で慌ただしいので避けたほうが得策です。
もし、トライアスロンの日でも自動車で観光したいという場合は、綿密な計画が必要です。
公式ホームページから開催日の1ヶ月前に詳細なコースと時間帯の発表がありますので、まずは観光するエリアとそこに行くまでの道路が交通規制の対象になっていないかを確認してください。
そして、対象になっている場合、時間帯を確認してその前後1時間も避けるように計画すれば、大混雑は避けられるでしょう。
ただ、その日は観光ではなくトライアスロンの応援をしたほうが楽しいと思います。
島全体が応援に沸いていますし、ゴール時間には花火も上がります。地元のローカルテレビ(宮古テレビ)でも中継していますので、まさにお祭り状態です。
一年に一度の特別な日ですので、なるべくなら外出を避けるだけでも、応援の一環になると思います。
トライアスロンとの思い出
トライアスロンが開催される日は日曜日ということもあり、また島中が交通規制になるので、私を含め家族はいつも基本的には家にいました。
朝からテレビで中継が流れているので、それをチェックします。
そして、ちょうど家の前がバイクのコースなので、時間になると沿道に出て応援します。
やはり生で見る選手の姿は迫力が違いますね。自転車なのであっという間に通過してしまいますが、その早さにも驚きです。
私たち家族だけではなく、ご近所さんみんな外に出てきて応援しますので、そこには普段とは違った非日常的な光景が広がっています。
中には長い机を出して、手作りのおにぎりや、水分補給の飲み物や食べ物をボランティアで振る舞っている方もいましたね。
私は直接目にしたことはありませんが、踊ったり三線を引いたりして応援するグループもいます。
そのくらい応援に力が入る、地元の方にとっても特別な1日。やはりスポーツは人の心を魅了するんですね。
宮古島のトライアスロンのまとめ
宮古島全体、そして宮古島から架かっている橋までもが交通規制の対象ですが、コースのスケジュールによって解除されていくので、最後のランコース以外であれば夕方には通常通りに利用することができます。
ただし、どこも混んでいることは予想されますので、その日の無理な外出は、できる限り控えることをおすすめします。
時間帯を把握しておこう!
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