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海のキャビアとも呼ばれている「海ぶどう」を食べたことがありますか?
私は、もちろん存在は知っていたのですが、どうもそのムカデのような見た目からか、食わず嫌いだったんですよね。
大人になってから、しかも東京に出てきてから沖縄料理屋で初めて食べて、その美味しさを知ってしまいました。
もっと前からこの美味しさに気付いておけばよかったな〜と今では後悔しています。。。(笑)
というわけで、ここでは宮古島での新鮮な海ぶどうの手に入れ方をご紹介していきます。
宮古島の海ぶどう
海ぶどうとは?をズバリ一言で言うと、温暖な海にのみ生息している「海藻の一種」です。
正式日本語名は「クビレヅタ」と言いますが、そのぶどうのような見た目から「海ぶどう」、キャビアのようなプチプチとした食感から「グリーンキャビア」とも呼ばれています。
もし、私が名付けるなら迷わず「グリーンイクラ」ですね。(食べ物なのでグリーンムカデにはしませんよ。笑)
透明感のある丸い形がイクラに似ていて、まるで色違いのようです。
日本では、宮古島よりも南の海域でしか獲れませんでしたが、最近では沖縄本島でも養殖が進んでいます。
元々は宮古島の名産として、昔からお酒のつまみなどで親しまれていたんですね。
また、ビタミンやカルシウム、鉄分に食物繊維といった栄養もたっぷりなので、健康食品として食べる価値も充分にあります。
養殖場の場所
そんな海ぶどうですが、宮古島ではスーパーなどで普通に売っていますので、そう苦労せずとも手に入れることができます。
しかし、さらに新鮮でプリプリした海ぶどうを手に入れるには、「養殖場」へ直接行くことがおすすめです。
私も一度だけですが訪れたことがあり、見学をさせてもらった後、東京にある会社の上司へのお土産として購入しました。
後日、その上司から「サラダにして食べたんだけど、なんであんなにプチプチしているの!妻もびっくりしてた!」と、とても喜んでくれました。
「実は、直接養殖場に行って買ってきたんですー。」と伝えると、ますます感動してくれました。(笑)
また、実際に、水槽の中の海ぶどうを直接目にすることで、こうやって育てているんだと体感することができたので、スーパーで買うよりも一段と思い入れが強くなりました。
このように、心に残る旅の思い出にもなりますし、とても喜ばれるお土産も買うことができますので、養殖場での購入はほんとにおすすめです。
海ぶどうの養殖場「ゆうむつ」 宮古島市平良字東仲宗根1 |
値段は100gで500円程度。安くて大量に購入できることも、養殖場ならではの魅力ですね。
宮古島の海ぶどうの食べ方は
さて、買ってきた海ぶどうの食べ方ですが、一番はさっと水で洗って直接食べることです。
海藻なので少し塩分がありますから、そのまま何もつけずに食べても美味しいです。
調味料をかけるなら、やはりしょうゆですね。他にポン酢も合いますし、サラダドレッシングも絶妙です。
ただし、海ぶどうの魅力は何と言ってもその食感ですから、あまり調味料をかけすぎるとそれが損なわれてしまうので、注意が必要です。
ですので、調味料をかけるなら、食べる直前にかけましょう。そしてかけたらすぐに食べましょう。
さらに、海鮮丼や海鮮サラダの具材の1つとすれば、何にでも合います。マグロやとろろ、ワカメにツナ、アボガドなど一緒に和える具材の選択肢はたくさんあります。
海ぶどうをメインにして「海ぶどう丼」としても良いですね。
宮古島で海ぶどう丼を食べられるお店 「割烹レストラン まんぷく」 宮古島市平良字東仲宗根243-5 |
また、寒さに弱いので冷蔵保存をするとしぼんでしまいます。ですので、海ぶどうの保存は常温が基本です。
そして常温で3〜4日持ちますので、旅行の最終日に購入すればお土産としても大丈夫ですね。ここで冷蔵保存しなくていいことが効いてきます。
海ぶどうの栄養
先ほども栄養たっぷりとご紹介しましたが、海ぶどうには、保湿の成分であるヒアルロン酸、フコイダン、カウレルパラセモサエキスも含まれています。
カウレルパラセモサとは海ぶどうの英名で、そのエキスということで、海ぶどう特有の成分になります。肌の新陳代謝を活発にする効果があります。
また、海藻特有のミネラルや食物繊維もたっぷり含まれていますので美容にも効果的な食材です。
他の海藻類に比べても栄養が豊富なので、「海の長寿草」とも呼ばれています。
しかも低カロリーなので太る心配もなし。
特に女性にとっては、願ったり叶ったりの健康・美容食品なのですね。
もしかしたら高級サプリメントよりも効果があるかもしれません。
まとめ
以上、宮古島の海ぶどうについてでした。
健康にも良く、美味しくて食べやすいけれども、沖縄でしか獲ることができないという希少価値の高い海ぶどう。
宮古島に訪れるならぜひ、養殖場へと足を運んで、どこよりも新鮮な獲れたての海ぶどうを手に入れてくださいね。
他にも、宮古島での食事処についての記事「宮古島でのランチの探し方!地元出身者が推薦するお店一覧」も参考にしてみてください。
獲れたてが一番!