沖縄の冬瓜(とうがん)はどうやって食べる?隠れた絶品の味

この記事は約 4 分で読めます。

沖縄の冬瓜

大きくて長丸くて、存在感抜群な緑色の冬瓜(とうがん)。

全国生産量1位は沖縄県だけあって、普段、沖縄で生活していると良く見かける身近な存在です。

スイカにも似たような姿かたちですが、野菜なの?果物なの?そもそもどうやって食べるの?

そんな疑問が湧いてきますよね。

 
実は隠れた絶品の味で、大好きな沖縄食材の一つです。

その味や切り方のポイント、そして食べ方など、気になる冬瓜のことについて詳しくまとめました。

スポンサーリンク

沖縄の冬瓜とは

とうがん

冬瓜は、果物ではなく「野菜」です。

沖縄、特に宮古島での生産量が多いのですが、「冬瓜」という名前に、らしくない「冬」という文字が入っていますよね。

その意味は、「冬に収穫できるうり」ということではなく、「冬まで保存が効くうり」だから。

夏に収穫できる夏野菜で、切らずにそのまま置いておけば、結構な期間長持ちします。

私の実家でも、良く床に何個か置いてありました。

伯父さんが畑で作っていたというのもありますが、とにかく常に家にあったように記憶しています。

 
また、瓜とは、ウリ科の植物の中で食べられるものの総称のことを言います。

ウリ科の代表と言えば、キュウリ・スイカ・メロン・かぼちゃなど。

そしてそれぞれ漢字にすると、胡瓜、西瓜、甜瓜、南瓜。

全部「瓜」が付いていますね。

ウリ科の特徴は、夏野菜。そのため、水分を多く含み体を冷やす作用があります。

ほとんどが水分なので、栄養価は低いですが、夏バテ予防としては最適です。

あまり食欲がない時やむくみにも効果を発揮します。

また、低カロリーなのでダイエットにも良いですね。

 
他にも、沖縄の食べ物として代表的なゴーヤもウリ科です。そう、ニガウリ(苦瓜)とも言いますよね。

ゴーヤと同じ沖縄ウリ科の仲間、それが冬瓜です。

絶品の味


スイカのような見た目から、もしかして甘いのかな?とも思ってしまいがちですが、全く甘くありません。

切ってみると、その中は真っ白で、無味無臭といったところでしょうか。

 
味がとても良く染み込むので、スープの具として良く使われます。

煮込むと、その食感は大根に似ていて、噛むとジュルッと口の中に水分が行き渡ります。

そして、大根よりも柔らかく、辛くないので食べやすいです。

 
本当に大根に似ているので、冬瓜だと思って食べたら大根だったこともありました。

その固さと辛さに、一時期大根が苦手になってしまったほどです。。。

そのため、私は大根よりも美味しいと思いますし、冬瓜こそ「おでんの具」として最適ではないかなと密かに思っています。

切り方のポイント

冬瓜の切り方
冬瓜を前にすると、大きくて、皮も固いので、どうやって切るのだろうかという疑問が湧いてきます。

というわけで、切り方を詳しくご紹介します。
 

1. まずは、大胆に横に半分に切り、それから両端を切り落とします。それでも大きい場合はさらに半分にして1/4カットにします。

2. そして次に縦に半分に切り、さらに半分に切ってこちらも1/4カットにします。

3. そうすると、長細い切ったスイカのようになり、上から種(わた)・実・皮の形になります。

4. それをパタンと横に置き、上からわたの部分と皮の部分を切り取ります。

5. あとは、食べやすい大きさにサクサクと切れば完成です。

角切りにする場合は、あまり小さく切ってしまうと煮る時に崩れてしまうので、なるべく大きめに切ることをおすすめします。

 

スポンサーリンク

食べ方は大根と同じように

ソーキ汁
沖縄での冬瓜のメジャーな食べ方は、「ソーキ汁」です。

ソーキとは豚のあばら肉のことで、ソーキ汁はそのソーキと冬瓜、昆布、人参などを入れて煮込んだスープです。

ソーキをゆでた茹で汁、昆布を戻した戻し汁がスープの素。

味付けはしょうゆに味噌、かつおだしを入れてグツグツ煮込めば出来上がりです。

誰が食べても「美味しい!」とうなる一品で、沖縄の家庭料理の代表格です。

 

そのほか、同じように冬瓜の煮物も人気です。

さきほどのソーキ汁と作り方は似ていて、水分を少なくして煮込めばOKです。

また、ソーキではなく、油揚げや鶏肉、ツナに変えるとバリエーションも増えますね。

まとめ

宮古島のとうがん

あまり全国的での知名度は低いですが、煮物やスープの具としての味は一品です。

煮ると、その見た目も味も大根に似ていますが、大根よりもマイルド。

あまり主張してこない味なので、マイナーな食材ですが、お肉を引き立ててくれて、ボリュームもあるので、沖縄料理にはなくてはならない存在です。

こも美味しさがもっと世の中に広まってもいいのにな、と思います。

 
唯一のデメリットは、その大きさでしょうか。スーパーで一玉買って持ち帰るには大きくて重たすぎます。

カットされている冬瓜は、あまり長持ちしませんし。。。

なので、切ってしまった場合は、冷蔵庫で2〜3日、または冷凍庫で1ヶ月で使い切りましょう。

 

もし、食べたことがない方は、隠れた絶品の味を、ぜひご賞味してみてください。

きっとほっこりと暖かくて優しい気持ちになりますよ。

  

たいらまこ

大根よりおいしい!

  
この記事をチェックした人はこんな記事もチェックしています。
関連宮古島のあたらす市場では発見がたくさん!マンゴーの配送も

  

このページに掲載している情報は、時間の経過により変更になることがあります。
詳しくは「ご利用にあたって(特定商取引に基づく表記)」と「プライバシーポリシー」をご確認ください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

シマリアルをフォローする

郷土料理や食材
シマリアルをフォローする
シマリアル
タイトルとURLをコピーしました