沖縄県のケンタッキーの消費量は日本一!?メニューの違いは?

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ケンタッキー消費量日本一

世界的に有名な、アメリカ生まれのケンタッキーフライドチキン。

沖縄県は、『県民1人あたりの消費量が日本一』というデータも。その謎について詳しく検証してみました。

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沖縄のケンタッキーの店舗

宮古島のKFC
ケンタッキーフライドチキンの店舗は、沖縄県に全部で20店舗あります。

那覇市:4店舗
沖縄市:3店舗
糸満市:2店舗
西原町:2店舗
浦添市:1店舗
名護市:1店舗
うるま市:1店舗
嘉手納町:1店舗
北谷町:1店舗
南風原町:1店舗
八重瀬町:1店舗
宮古島市:1店舗
石垣市:1店舗

那覇市と沖縄市に多く、その他はメインの市町に1店舗ずつといったところでしょうか。

また、特徴としてはサンエーやイオンなどショッピングモールの中に店舗があることが多いです。

 
それでは、この数が多いか少ないか。他都道府県と比べてみましょう。

1位は東京都の141店舗、2位は神奈川県の103店舗。どちらも100店舗以上あります。

その後、埼玉県、北海道、愛知県・・・と続き、沖縄県(20店舗)の順位は16位。

47全都道府県に店舗がありますので、ギリギリ上位グループに入っていると言えますね。

 

トップの100店舗超えに比べるとそこまで店舗数は多くないと感じてしまいますが、また別のデータがあります。

それは、『人口10万人あたりの店舗数が日本一』ということ。

つまり、人口の割に店舗が最も多いということなんですね。

そして、消費量も日本一。

それほど、沖縄で出店するメリットが多く、県民に愛されているのだということが分かります。

メニューに違いはある?

沖縄のケンタッキーのメニューですが、全国各地の店舗と共通のメニューとなっています。

特に沖縄限定といった特別なメニューはありません。

他のファストフードチェーン店にたまにあるんですけどね。ゴーヤーバーガーとか。

 
むしろ、メニューの数は他の店舗よりも少ないかもしれません。

店舗によって変わりますが、確実にないものは「ケンタッキーモーニング」です。

また、ランチバリューやKrushers、低アレルゲンメニューがない店舗もあります。

 
人気のメニューは、「オリジナルチキン」。バケツに入ったアレですね。

その理由は、後にもお伝えしますが、「みんなで食べる」という目的があるから。

ケンタッキーは1人ではなく、複数人で食べるというイメージがあります。

営業時間は遅くまで

沖縄ケンタッキーのほとんどの店舗の営業時間は、「10:00-22:00」。

その中でも、北谷店、西原坂田店、一日橋店、首里末吉店、浦添店、糸満店はは23:00までOPENしています。

沖縄の夜は長いと言いますが、それを見事に表していますね。結構夜遅くまで開いています。

ちなみに一番早く閉まる店舗は、石垣店の21:30です。

宅配は1店舗だけ

20店舗あるうち、宅配(デリバリー)を行なっている店舗は、首里末吉店のみ。

デリバリーの範囲は、那覇市〜浦添市の一部となっています。

配達料は300円。注文は1500円〜と、ピザ並みの値段になってしまいますが、家でパーティーを行いたい場合は、この宅配サービスを利用すると便利ですね。

 

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一番売れるのはクリスマス

「クリスマスにフライドチキン」という文化は、日本だけのものらしいのですが、その傾向は沖縄にもあります。

私も小さい頃は、クリスマスにはバケツに入ったチキンを買ってもらったものです。

その時期は、予約しないと購入できないほどの人気っぷりです。

どんなお祝い事にもケンタッキー!?

それが、「沖縄ではお正月やお祝い事にも食べる習慣がある」と、以前テレビで大々的に紹介されました。

がっちりマンデーや秘密のケンミンSHOWといった有名どころの番組で紹介されたため、その認識も一気に広がりました。

沖縄は、県民1人当たりのチキンの買い上げ個数が多く、また、人口10万人あたりの店舗数も1位というデータは事実です。

 
ただ、、、

宮古島や那覇市に長年住んできた私ですが、そういった「どんなお祝い事にもケンタッキー」という認識がありません。。。

確かにクリスマスには食べますが、そこまで習慣に根付いているとは言えません。

おそらく、沖縄県の中でもある限られた地域だけなのではないかと思います。

売れている理由は?

なぜ、沖縄県でこんなにもケンタッキーが売れているのかという理由については、公式にははっきりと明言されていません。

 
「どんなお祝い事にもケンタッキー」という認識はありませんが、手土産として買うことは多いです。

何かの差し入れにあげたりもらったりします。

この習慣はあるので、もしかしたらそれが一人当たりのチキンの買い上げ個数を押し上げているのかもしれませんね。

1人で食べるのではなく、数人で食べる用に買うことが多いです。

 
あとは、もう1つの有力な説は、沖縄本島には米軍基地関係のアメリカ人が多いからということです。

基地の中にはケンタッキーはないので、アメリカ人が祖国の味として、馴染みのあるケンタッキーを良く買うからではないかなと思います。

まとめ

以上、沖縄のケンタッキーについてでした。

私が住んで育ってきた周りには、お正月やお祝い、そして引き出物などにケンタッキーを利用すると習慣はほとんどありませんでした。

おそらく、沖縄の中でも限られた地域だけだと思います。

それがテレビで大きく取り上げられて、沖縄全体の習慣だと認知されてしまったということになりますね。

ただし、クリスマスには購入して食べますし、差し入れなどには利用します。

 

日本の中でも消費量が多い沖縄県。

今度、沖縄県の中でもどの地域が消費量が多いのか、さらに調査してみようと思います。

  

たいらまこ

のし付きケンタッキー!

  
※店舗数や営業時間などのデータは、ケンタッキーフライドチキン公式HPより。(2019年2月)

  

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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