宮古島でマンゴーを食べるならココ!旬の時期を狙って行こう!

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宮古島産のマンゴー

マンゴーと言えば、「どげんかせんといかん」でお馴染みの東国原英夫(元宮崎県知事)のおかげで、宮崎というイメージがすっかり定着していますよね。

ご自身の知名度をフル活用して、PRに成功した素晴らしい例ですが、その結果に脱帽すると同時に「マンゴーは宮古島なのに〜」とヤキモキしていました。

そう、生産量日本一は何を隠そう宮古島なんです。
 

ここでは、宮古島のマンゴーについて、食べられる場所や買える場所に加えて、値段や旬な時期など、詳しく説明していきます。

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宮古島のマンゴー

マンゴーの生産量を都道府県別のランキングで見ると以下の通りです。

1位 沖縄県 2035t
2位 宮崎県 1188t
3位 鹿児島件 421t

(参照:農林水産省 平成27年度)

 
印象度で言うと宮崎県のイメージが強いのですが、数字で見ると沖縄県が2倍の生産量です。

そして沖縄県内の地域別ランキングで見ると以下の通り。

1位 宮古 760t
2位 南部 457t
3位 北部 414t
4位 中部 112t
5位 八重山 189

(参照:沖縄県庁 農林水産部 園芸振興課業務統計資料 平成26年度)
 
県内でも宮古島の収穫量が群を抜いて高いことが分かります。

マンゴーが人気になった理由

宮古島のマンゴー

いまや誰もが知っているマンゴーですが、現在のように広く知られるようになったのは、2000年代になってから。

日本のスイーツと言えば、イチゴ、オレンジ、キウイ、パインがメジャーどころだったのですが、2007年にマンゴーブームが訪れ、今やフルーツの定番の代表格にまで上り詰めています。

その火付け役はやはり東国原知事。メディアを通じてたくさんPRをしたおかげで、パフェにお菓子やジュースにアイスといった、「マンゴー味の◯◯」といった商品が多く発売されました。

 
実はそのもっと昔から沖縄では栽培されていましたが、県外への出荷は禁止されていたんですね。

禁止されていた理由はウリミバエという害虫の流入を防ぐ目的のためです。その虫が根絶したのは、1995年(平成5年)。以降出荷が解禁となり、そこから生産量がグンと増えました。

その時から現在までの20年の間に10倍の生産量になっています。

 
生産量日本一ならば、さぞかし子供の頃から食べていたんだろうと思われがちですが、そんなことはありません。

今でこそたくさん流通していて身近な存在ですが、当時はあまりスーパーで見かけず、手に入りにくかったように記憶しています。

農家にもよりますが、収穫時期も6月中旬から8月下旬までなので、店頭に並ぶのは7月〜8月。期間限定というのもあったかもしれません。

それに、値段が高いというイメージもありましたので、実際に食べ始めるようになったのは、ブームになってからでした。(もしかしたら、マンゴー農家であれば毎日のように食べていたのかもしれません。)

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宮古島のマンゴーを食べるなら

さて、時代は変わって現在では、宮古島の農家から直接ネットで購入することができるようになりました。

おすすめの農園は「へんとな農園」。

辺土名さんが経営していて、栽培しているマンゴーの種類も豊富です。

 
マンゴーにはランクがあり、種類を始め、家庭用や贈答用、業務用などで分けられていてそれによって値段も変わってきます。

おおよそですが、アップルマンゴーが贈答用だと1kg約6,500円、家庭用だと1kg約3,000円です。

1kgで約2〜3玉になりますが、1玉4,000円するものまであります。

5月から8月の間と長い期間出荷していているのも嬉しいですね。

宮古島で買うなら

実際に宮古島で買うとしたら、先に挙げた農園でも良いですが、直売所やスーパーでも購入することができます。

直売所であれば、「あたらす市場」や「公設市場」。贈答用としてではないものが置いてあるので、少し形や表面の色が悪いものがありますが、その分安いです。1玉数百円程度。もちろん味は変わらないのでお得です。

すぐに食べたいなら

マンゴーをすぐに食べたい!というのであれば、マンゴーパフェなどスイーツを提供しているお店に食べに行くのがおすすめです。

「ユートピアファーム宮古島」ではマンゴー農園にフルーツパーラーが併設しているので、パフェやソフトクリームはもちろん、プリンやマンゴージュレやパンケーキなど、マンゴーを思う存分堪能することができます。

ショーケースに並んだマンゴーを選ぶと、その場でカットしてパフェにしてくれるので、美味しさもまた極上もの。

なお、パフェの提供は収穫時期の6月〜9月頃と期間限定なのでご注意くださいね。

 
次におすすめなのは、宮古島から来間大橋を渡った来間島にあるカフェ「楽園の果実」。おしゃれなお店の佇まいに宮古島の食材を使用した料理を堪能した後のデザートとして、マンゴーのスイーツがたくさん用意されています。

ゆったりまったりとした時間を過ごしたいならぜひおすすめです。
 

関連 来間島については「宮古島から来間島までの距離や行き方!見どころもチェック」の記事に詳しくまとめています。

まとめ

以上、宮古島のマンゴーについてでした。
 

他にもここでは紹介しきれないくらい農家や直売所、カフェがあるのですが、逆を言うなら宮古島に行けば、そこまで苦労せずともマンゴーを手に入れられたり、食べたりできるということです。

時期は7〜8月であれば確実ですので、その時期を狙ってぜひ宮古島のマンゴーをたっぷり堪能してください!
  

たいらまこ

極上の味!

マンゴーの配送については、「宮古島のあたらす市場では発見がたくさん!マンゴーの配送も」の記事にまとめています。

  

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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