沖縄の紫外線の強さは?月ごとや時間帯によって対策しよう!

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沖縄の紫外線

沖縄で生活する上で欠かせないのが、紫外線との戦い。

お肌のトラブルに直結しやすいので、気をつけたいところです。

ここでは、沖縄での紫外線対策や、時間帯や月別の強さなどについて詳しく解説します!

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沖縄の紫外線は強い

日本の中でも、沖縄県の紫外線はとても強いです。

最近では、「紫外線指数」という指標が天気予報と一緒に見ることも多くなりましたよね。

これは正式にはUVインデックスと言われ、世界共通の指標です。

日本だけのものではなかったんですね。

 
オゾン層破壊が叫ばれる昨今、世界保健機関(WHO)が、このUVインデックスを活用した紫外線対策を推奨しています。

ただ、世界では1〜11+の数値で表示していますが、日本では、算出の定義は同じですが、実情にあわせてより分かりやすく0〜13+までと表示しています。

「11+」は「11以上」という意味ですが、実際には12も13も観測されますよ、ということです。

東京と比較すると1.5倍

沖縄県(那覇)と東京都の紫外線指数はどのくらいの差があるのでしょうか。

気象庁の発表しているデータを見てみましょう。

2018年:東京

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
1.82.53.44.55.45.87.36.74.13.42.31.7

2018年:那覇

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2.84.46.26.58.08.38.48.67.55.24.43.0

それぞれ平均すると、東京は「4.1」、那覇は「6.1」なので、ちょうど1.5倍の差があることが分かります。

 
月別で見ると、東京は7月がピークで11月から1月は紫外線を気にしなくて良いほど低い数値です。

それに反して、那覇は5月〜9月までの長い期間高く、1月であっても気にする必要があります。

 
普段目にすることができないので肌感覚でしか分からないのですが、こうやって数値で見ると実感しますよね。

ただ、突き刺さるようなあの日差しの割には、1.5倍の差しかないのか、とも思ってしまいます。

沖縄県の紫外線が強い理由

沖縄県がこれほどまでに紫外線が強い理由はなぜでしょうか。

 
紫外線の強さは、オゾンの量や雲の状態などさまざまな要因によって決まります。

その中でも大きな要因は「太陽高度」。

太陽の位置の、地平線に対する角度のことです。

その角度が90度に近ければ近いほど、太陽に近くなるので、その分紫外線も強くなります。

そして、地球は丸いので、緯度が低くなると太陽に近くなる(太陽高度が高くなる)という構造になっています。
 

つまり、沖縄県の紫外線が強い理由は、日本の中で最も「緯度が低いから」。

太陽に一番近いので、その分強い紫外線も浴びることになります。

1日の時間帯ではお昼がピーク

1日の時間帯で、一番紫外線が強い時間は、ズバリ「お昼の12時」です。

 
これも「太陽高度」が高い時間帯ということが理由です。

ですので、朝から昼にかけて強くなっていき、12時でピークをむかえ、夕方に向かって弱くなっていくという動きをします。

 
そのため、特に10時から14時は、意識して紫外線対策をしたほうが良いですね。

沖縄だとさらにその範囲は広く、朝の9時から15時まで強く降り注いでいます。

 

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紫外線対策はどうしたらいい

紫外線対策ですが、気象庁から、数値ごとにの対策方法が発表されています。

1〜2
安心して戸外で過ごせるレベル。

3〜7
日中は日陰を推奨。

8〜11+
日中の外出を控えることを推奨。

8を越えると外出をしないほうが良いとされていますね。

沖縄だと、5月から8月が8以上ですので、その時期は外に出られません。(笑)

これは大げさではなく、本当の話でもあって、実は地元の方はお昼にはあまり外出せず、泳ぎに行く場合も夕方頃からにします。

長時間外に出てはいけないと、肌で感じているのでしょうね。

 
どうしても外に出る場合は、直接日差しが肌にあたらないように工夫をします。

帽子、長袖シャツ、サングラスなど。そして日焼け止めも必ず塗ってお肌を守るようにしましょう。

宮古島の紫外線

宮古島と那覇でも違いはあるのでしょうか。

2018年:那覇

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2.84.46.26.58.08.38.48.67.55.24.43.0

2018年:宮古島

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
3.34.66.16.77.58.69.49.07.46.04.43.3

冬場はあまり変わりませんが、夏がすごいことになっていますね。

那覇の緯度は北緯26度、宮古島の緯度は北緯24度と2度違いますからその分、紫外線にも差が出ています。

(ちなみに東京の緯度は北緯36度です。)

まとめ

以上、沖縄の紫外線についてでした。

沖縄で生活する場合は、夏はもちろんですが、冬の時期であっても紫外線のことを気にする必要があります。

 
また、雨の場合は、快晴の時と比べると約30%、くもりの場合は約60%と量は少なくなります。

しかし、くもりの場合は要注意で、雲の間から太陽が出ている場合は、反射が多くなり快晴の時よりも紫外線の量が多くなることもあります。

くもりの日でも油断大敵ということですね。

 
なお、ゆるやかではありますが、90年代初めと比較すると増えている傾向とのこと。

それは日々暮らしていてもなんとなく感じますよね。

 
お昼頃はあまり外に出ないようにすること、そして外出する場合は、直接肌をさらさないようにして、大切なお肌を守るようにしましょう。
 

たいらまこ

海で泳ぐなら夕方から!

  
参考:国土交通省の気象庁ホームページ
 

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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