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宮古島では、郷土に特化したものづくりを体験できる、観光やお土産作りにも最適な施設があります。
その種類も、シーサーや藍染めに貝細工など豊富な体験コースが用意されていて、どれにしようか悩むほど。
ここでは、宮古島の体験工芸村について、詳しくまとめました。
体験工芸村の場所
体験工芸村は市街地にあり、空港から約10分ほどで行けるのでアクセスがしやすい場所にあります。
沖縄県内最大の熱帯植物園内に、体験工房があちこちに点在しているという形で、園内への入場料は無料。
宮古島ならではの花や木々を鑑賞しながら、赤瓦の建物の中でものづくりを行うという素敵な環境です。
住所) 宮古島市平良東仲宗根1166-286 営業時間) |
体験コース
体験コースの工房は全部で9つ。それぞれ1つずつ紹介していきます。
宮古馬乗馬工房
宮古馬は宮古島にしかいない品種の馬で、昔から畑での農耕用として飼育されてきましたが、天然記念物にも指定されている貴重な動物です。
私も何度か見たことがありますが、小柄でキレイな茶色の肌、そして首の後ろの長い毛と尻尾の毛がとても美しく、優しい目をしている印象でした。
乗馬体験は、その馬に乗馬できるコースです。
インストラクターに手綱を引いてもらいながら、園内の緑の中を15分堪能することができる「引き馬」コースと、経験者用の「トレッキング」コースがあります。
最初はちょっと怖いのですが、大人しくて優しい馬なので、すぐに慣れることができます。
馬に乗って自然を感じながら悠々と闊歩。なかなかできない体験ですね。
料金) 引き馬:大人2,500円 小人2,000円 トレッキング:6,000円 |
郷土料理工房
宮古島の素材を使って、料理やスイーツを作ることができる工房です。
郷土料理を食べられるところはいくらでもありますが、それを一から作ることのできる場所はここだけかもしれません。
紫芋を使ったフィナンシェ作り、ゴーヤーちゃんぷるーに宮古島ならではの天ぷら、そしてタコライスといった様々な料理作りを楽しむことができます。
定休日) 火曜日 料金) |
琉装・万華鏡工房
琉装とは、沖縄県の琉球王国時代の民族衣装です。
結婚式の衣装で、和装にするか、それとも洋装(ウェディングドレス)にするかで迷うと思いますが、沖縄には琉装というもう一つの選択肢があります。
私も自分の結婚式で着用しましたが、あの強くてハッキリとした色使いはどこの伝統衣装にも負けない華やかさを持っています。
ここの工房では琉装以外にも万華鏡作りや、貝を使ったキャンドル作りもあるので、キレイでキラキラしたものが好きな女性向きです。
料金) 琉装:4,000円 万華鏡:2,000円 キャンドル:2,500円 |
牛の角・島ぞうり工房
宮古牛の角を使ったアクセサリーや、アートデザインを施した島ぞうりを作ることができます。
専用の機械を使って削ったり、カッターで掘ったりと、ちょっと難易度が上がりますが、自分だけのオリジナルの一品を作ることができるので、やりがいを感じることができます。
仕上がり作品も格好いいので、こちらはどちらかというと男性向けといった印象です。
料金) 牛の角:1,000円〜3,000円 島ぞうり:2,500円 |
陶芸工房
宮古島の土を使って一からシーサーを作り上げていきます。
最後に釜で焼くので完成するのは一ヶ月後になりますが、自宅へ配送してくれます。
沖縄の思い出とお土産作りに持って来いですね。
料金) 3,000円 |
貝がら工房
貝がらを使ってストラップやブレスレットなどの、アクセサリーを作ることができます。
圧巻なのが、大きな二枚貝であるシャコガイを使ったランプとキャンドルホルダー。
インテリアとしてもインパクトがありますし、シャコガイには厄除けの効果もありますので、部屋に置いておくと運を引き寄せそうです。
料金) 2,000円〜4,000円 |
チガヤ工房
チガヤとは植物の茅(かや)のことです。ススキと同じ種類と言ったほうが分かりやすいでしょうか。
細長いチガヤを束ねて少しずつ編んでいき、小物入れなどさまざまな実用品を作ることができます。
月桃を使って流行りのかごバッグなんかも作れるので、スカーフを巻けば、宮古島にピッタリなリゾートウェアに合うバックに変身です。
定休日) 日曜日 料金) |
織物工房
宮古島の伝統的な織物、宮古上布の原料である綿糸を使って織物体験をすることができます。
それはまるで、鶴の恩返しに出てくるワンシーンのよう。
好きな色の糸を選んで、自分でデザインしながら小さなマット織り。時間を延長するともっと大きなものまで編むことができます。
普段なかなか出来ない貴重な体験は、まさに一生の思い出となりますね。
定休日) 木曜日 料金) |
藍染め工房
こちらも宮古上布の伝統的技法、藍染めを体験することができます。
しぼり染めのTシャツって昔(90年後半頃)流行りましたよね。
真っ白なTシャツ、ストール、手ぬぐいなどに輪ゴムや紐でデザインを作り、藍液につけて染めていきます。
その後、水で洗ってアイロンをかけてお持ち帰り。
仕上がりの模様が1つ1つ違うので、同じデザインが他にないというのも魅力的です。
定休日) 木曜日 料金) |
宮古島の体験工芸村まとめ
以上、宮古島の体験工芸村についてでした。
何かこれはやってみたいというコースを見つけられたでしょうか。
地元の方でも、宮古上布に触れたり、琉装を着用したりすることは滅多にないので、本当に貴重な体験ばかりです。
また、お子さん連れであれば、実際に手を動かして体験したことは、きっと一生の宝物になることでしょう。それに夏休みの自由研究としても最適です。
乗馬以外であれば、雨の日でも楽しめますので、ぜひ訪れて素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
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