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私は10数年前に沖縄県から東京に移住してきたのですが、そこでビックリしたことは、意外にも「沖縄本島(特に那覇)に行ったことのある方が多い」ことです。
修学旅行や、社員旅行で行くことが多いようですね。
また、スキューバーダイビング目的で年に何回も行くという方もいます。
しかし、「沖縄(那覇)には行ったことはあるけど、宮古島には行ったことない」という声も良く耳にします。
その理由として、沖縄本島と宮古島の違いが分からないことがまず挙げられます。
また、沖縄本島から宮古島までどのくらい距離が離れているのかも、あまり知られていません。
「でも、いつかは行ってみたい」
「沖縄本島への旅行のついでに行けるなら行きたい」
という方も多いので、宮古島までの距離や時間、費用などについて詳しくまとめました。
沖縄本島から宮古島までの距離・時間・費用
それでは、ここから宮古島までの距離や時間、費用などについて詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
距離はどのくらい離れている?
まず、沖縄本島(那覇空港)から宮古島までの距離ですが、ズバリ約300Kmです。
と言ってもピンと来ませんね。(笑)
宮古島が大好きなことで有名な元芸能人の島田紳助さんが、昔良くテレビで言っていたのが、「東京から名古屋までの距離」が約300kmです。
そう、意外と離れているんですね。
かくいう私もこの話を聞いた時は、そんなに離れていたのかとビックリしましたが。
他にも300Kmの距離を探してみたところ、「東京から仙台まで」の距離も大体そのくらいでした。
やっぱり遠いですよね。
このことから、同じ沖縄県内でも随分と離れていることが分かります。
ちなみに、福岡から韓国までが約190Kmですから、国を超えるよりも、県内移動のほうが遠いことになります(!)。
時間はどのくらいかかる?
沖縄本島から宮古島までは、飛行機のみが移動手段になります。
移動時間は、天候や風の状況にもよりますが、大体45分〜55分ほどかかります。
旅客用フェリーは2008年まで運航していましたが、
燃料費確保の見込みが立たないという理由で、現在は停止となっています。
私も学生時代、運航していた時期に一度フェリーに乗ったことがありますが、夜21:00頃出発して朝には到着したので、移動時間は大体9〜10時間程度でしょうか。
途中船酔いしすぎて大変だった記憶があります。
もしかしたら、今後燃料費が安くなれば、運航も復活するかもしれませんが、今のところ目処が立っていませんので、現在の沖縄本島ー宮古島間の移動手段は飛行機のみになります。
費用の相場は?
次に費用ですが、現在はJAL(日本航空)とANA(全日本空輸)の便があり、普通運賃で片道19,600円です。
2011年にスカイマークが参入したことにより、一気に値下げ合戦が始まり、なんと片道4,000円程度で行ける時期がありました。
この時期は気軽に沖縄本島に行けるということで、毎週末宮古島から那覇へスクールに通っていた友達もいます。
しかし、2015年に同じくスカイマークが撤退し、また値上げされている状況です。(値上げというよりも、通常に戻ったという言い方が正しいかもしれませんね。)
このように、航空運賃は、その時に参入している会社によって値段の幅があります。
今後、またLCCといった格安の航空会社が参入する可能性もありますので、その時はまた値下げ合戦になると予想されます。利用者としては、近い将来早く参入して欲しいものですが。。。
2019年3月から、LCCのジェットスター・ジャパンの成田空港ー下地島空港の就航が決まりました。
このことから、那覇空港ー宮古空港間の料金体系も影響するかもしれません。
check「宮古島市の下地島空港からLCCが就航!格安で南のリゾートへ」
現在のJALとANAでも早期割引を使えば、45日前だと7,000円代、75日前だと5,000円代くらいで購入できますので、早めに予約することをおすすめします。
JALとANAにはそれほど差がなく、同じような料金体系なので、予約時に比較して空席があるかどうかの違いだけです。
あとは、マイレージカードを持っている、機内サービスはここがいい、座席の種類を選びたい、など好みの問題になると思います。
沖縄本島への旅行のついでに宮古島にも行けるのか
良く聞かれるのは、沖縄本島(那覇)へ旅行に行ったついでに、宮古島にも寄れるかどうかどうこと。
それでは、ここからは「沖縄本島への旅行のついでに宮古島へも行けるかどうか」を検討してみましょう。
まず、宮古島に行くのに飛行機で片道45分〜55分かかりますが、空港での手続きなどを考えると、さらに時間がかかります。
余裕を持って出発の1時間くらい前には到着しておく必要があります。
那覇空港ー宮古空港は1日15便、7:00台から19:00台まで運行していますので、時間はいつでも出発することができます。
(ただし、平日以外は満席も多いのでご注意ください。)
日帰りか1〜2泊か
例えば、朝5時に起きて、7時台の便で出発し、宮古島に8〜9時に到着。
お昼に宮古そばを食べて、ビーチを観光して18時に空港へ向かえば、時間的には日帰りで行けなくもない距離です。
値段は往復早割・レンタカー込みで1人約2万円程度と考えて良いでしょう。
ご飯代やおみやげ代も含めれば3万円くらいかかるのではと予想します。
ただ、泳いだりゆっくり過ごしたいという目的であれば、日帰りではとてももったいないです。
1〜2泊であれば、宮古島の夜や、数々のビーチ、橋で繋がっている離島まで堪能することができます。
つまり、沖縄本島へ1週間旅行する場合、そのうち宮古島に行く期間を1〜2泊とすれば無理のない計画です。
沖縄本島から宮古島まとめ
近いようで実は遠い宮古島。
海に囲まれていることもあり、沖縄本島とはまた違った歴史が流れ、独自の文化が育まれています。
山がないことから海に泥が流れず、その透明度は世界屈指とも言われています。
気候や食べ物は似ていますが、戦後のアメリカ統治(米軍基地)の影響を沖縄本島ほど受けていませんし、風習や性格が異なる部分もあります。
そんな沖縄本島との違いを発見することもまた楽しみの一つ。
もし、行ったことがないという方は、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
東京から名古屋と同じ距離!