沖縄で満ち引きの時刻は生活の一部。釣りやマリンスポーツに

この記事は約 7 分で読めます。

沖縄は海に囲まれているため、潮の満ち引きは、生活の中でも重要な位置にあります。

私の父も、海の男(漁師ではないです。釣り好きです。)なので、満ち引きはとにかく気にしていました。

 
釣りだけではなく、潮干狩りでも重要になってきますが、泳ぎに行く時やマリンスポーツでも満ち引きの情報は役に立ちます。

ここでは、沖縄の満ち引きについてまとめました。

スポンサーリンク

満ち引きの仕組み

海面は、1日に1〜2回ゆるやかに高くなったり低くなったりを繰り返しています。

一番高くなった時を「満潮」、反対に一番低くなった時を「干潮」といい、この2つが繰り返されることを「満ち引き」と言います。

満ち引きのことを「潮汐ちょうせき」とも言って、書き言葉として文字では良く見かけますが、話し言葉として耳に聞くのはやはり「潮の満ち引き」が多いですよね。

なぜ、このような満ち引きの現象が起きるかというと、月の引力に海面が引っ張られているから。

これに、地球が回転した時に起こる遠心力や太陽の引力も関係して、海面の高さや周期が変わってきます。

 
1回の高低にかかる時間は12時間25分です。

つまり、ある地点から低くなり高くなって同じ水位に戻ってくるまでに約半日かかるということです。

2回分は24時間50分となるため、1日に2回その周期があるわけですね。

そして、このはみ出た「50分」ずつ日々ずれていきます。

そのため、毎日満潮と干潮の時間が変わりますし、1日に1回しか周期がない日もあります。

沖縄と満ち引き

毎日変わる満ち引きの時間を確認するには「潮汐表ちょうせきひょう」を見ることです。

これは、新聞やテレビ・ラジオでも確認することができますが、今ではネットやアプリなんかでも簡単に確認することができます。

 
沖縄では、この潮汐表を見なくても算出ができる「八・六計算」という方法が古くから使用されてきました。

その算出方法はとても簡単です。

まず、旧暦の日に8をかけます。

例えば、今日が9月3日だった場合、3に8をかけた数の24という数字が出ます。

この十の位が時間になります。つまり24で言うと、十の位は2なので、2時。

次に、出た数字の一の位に6をかけます。

24でいうと、4に6をかけた数字が24。これが分になります。

つまり、2時24分が干潮の時間になります。

 
潮汐表と比較すると若干のズレはありますが、今日の日付さえ分かれば、だいたいの干潮の時間が分かるというこの方法。

先人の知恵ですね。

八・六計算
旧暦の日に8をかけた十の位が時間。
一の位に6をかけた数字が分。

 

スポンサーリンク

役に立つ満ち引き

満潮が干潮になっていく時(または逆)に、高いところから低いところに海水は流れていくので、大きな動きが発生します。

このことを「潮流ちょうりゅう」と言いますが、海の流れにあわせて、魚も活発に動くため、この時間帯が一番魚が釣れると言われています。

 
また、潮干狩りの最適な時間帯は、通常海の中にいる貝を掘るので、もちろん干潮時。

同じ干潮時でも、干潮から満潮に向かう時より、満潮から干潮に向かう時間帯がおすすめです。

つまり、その日の干潮の時間を調べ、2時間前からスタートするのがベストです。

私も潮干狩りで潮が満ちて行く様子を経験したことがありますが、想像以上に流れが早く、恐怖を覚えた記憶があります。

小さいお子さんだと、足を踏みはずすとすぐに流されてしまいそうなくらい流れが強いので、要注意です。

 
また、満潮から干潮に入れ替わる時(または逆)に動きが止まることを「潮どまり」といいます。

この時は、波が穏やかになるので、泳ぐ時やシュノーケリングやダイビングに最適です。

おすすめの時間まとめ
釣り:潮流
潮干狩り:干潮の2時間前
泳ぎ・シュノーケリング・ダイビング:潮どまり

宮古島での満ち引き

宮古島で満ち引きをとても強く感じることができるのは、八重干瀬やびじです。

1年に数回訪れる大潮(干満の差が大きい状態)の時期に、海からサンゴ礁が訪れます。

そして数時間が経つとがまた海に沈んでいくという現象は、まさに神秘的そのもの。

幻の大陸と呼ばれ、地元住民に大事にされています。

参考宮古島の八重干瀬はシュノーケリングに最適!世界一のサンゴ礁

 
次に満ち引きを感じるのは、下地島空港の隣の海。

ここは満潮時期には道路の隣がすぐ海になっていますが、潮が引くとなんと、白い砂浜が現れます。

期間限定ならぬ、時間限定のビーチなんですね。

 
また、池間島のハート岩は、岩が自然の力でくり抜かれた穴がハート型に見えるというもの。

こちらも、満潮に向かって波が高くなってくるとハートの形が海面に埋まってしまいます。

ちゃんとしたハート型が見たい場合は、潮の満ち引きを気にして、なるべく干潮の時を狙って行く必要があります。

沖縄の満ち引きまとめ

以上、沖縄の満ち引きについてでした。

普段海と関わらないと、満ち引きなんて関係ないと思いますよね。

しかし、ヒトの体の7割は水で出来ていますから、この満ち引きは人間の体にも及ぼしているとも言われています。

もしかしたら、体の中の水分が月に引っ張られた結果、気持ちや体調も左右されているかもしれませんね。

 
沖縄に住んでいると、満ち引きのことがより身近な生活の一部となります。

そんなことも気にしながら生活してみると、また違った発見があるかもしれません。