宮古島でサーフィンの体験はできる?初心者が気をつけること

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宮古島でサーフィン

宮古島と言えば海!

ということで、海を思いきり満喫するために、マリンスポーツの代表格であるサーフィンを楽しみたいと思う方も多いはず。

しかし、沖縄本島よりも情報が少ないため、気軽に挑戦することが出来ないことも事実。

 
大事なのは、サーフィンができる場所、波の特性、潮の流れや、サメの知識などの前情報を手に入れること。

ここでは、宮古島でのサーフィン初心者が知っておくべきこと、気をつけるべきことを簡潔にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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宮古島でのサーフィンについて

ほとんどがリーフポイント

リーフとは、サーフィン用語で海底がサンゴ礁や岩場であるということ。

宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島ですから、ほとんどがリーフポイントです。

 
サーフィンができる場所は「シギラ」、「吉野海岸」、「砂山ビーチ」などが挙げられますが、どれも上級者向き。

それぞれの波の特徴ですが、「シギラ」はビーチから海に向かって右方向に崩れていく波(グーフィー)、「吉野海岸」は高い波、「砂山ビーチ」は潮流が早い。

特に「砂山ビーチ」は遊泳目的の観光客も多いので、波を独占することは難しいと思います。

 
初心者向けでオススメのビーチは「保良泉(ボラガー)ビーチ」。ここは波の高低差が大きいので、サーフィン向けのビーチとして初心者から上級者まで多くのサーファーに親しまれています。

潮の満ち引きや流れ

宮古島の海は、満潮と干潮でガラリと景色を変えます。

満潮とは、海面の高さが一番高い状態のこと、反対に海面の高さが一番低い状態で、1日のうちに2回ずつ、約6時間おきに満潮と干潮が繰り返されます。

干潮になると、サンゴ礁がむき出しになるので、サーフィンには不向きです。

 
ぜひ、潮見表を確認して、満潮の前後2時間を狙って行きましょう。

そして干潮と満潮の差が大きい大潮の時は、海水がその分動いていることですので、流れが速くなります。

 
また、1日のうちでも、満潮と干潮が入れ替わっている真ん中の時間帯が最も速く流れ、反対に満潮時・干潮時は緩やかになります。

 

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サメ

宮古島はサメの出現率が高く、被害に遭ったというニュースも良く聞きます。

サメは血の匂いに反応して近寄ってきますので、怪我をしたらすぐ海から出てください。少量の血でも敏感に反応します。

 
また、宮古島の海には監視員はほとんどいませんので、1人きりにならないことも重要です。

地元の経験者の方に、避けたほうが良いスポットを聞いて、そこには行かないようにしましょう。

 
と言っても宮古島で生まれ育った私でも、サメに遭遇したことはなく、ニュースも数年に1回あるかないかくらいなので、そこまで心配しなくても大丈夫かと思います。

 
参考に、これまで宮古島で起こってしまったサメの被害です。

昭和64年1月、宮古伊良部沖で52才のダイバーが左足を咬まれ死亡

平成8年7月、宮古島沖でサンゴの調査をしていた52才のダイバーが、右胸、下腹部を咬まれ死亡

平成9年7月、宮古島沖で55才のダイバーが両足を咬まれ死亡

平成12年9月、宮古島市砂山ビーチ沖合い30mでサーフィンをしていた男性が死亡

他にも怪我や目撃情報も多数あります。

 
もし遭遇した場合は、水しぶきを立ててしまうと、攻撃されたと勘違いして襲ってきますので、慌てずに動かないこと。そして後は静かに去ってもらうのを祈るのみです。

ベストシーズン

宮古島でサーフィンを楽しむベストシーズンは「冬」。

これは北東からの風が一定の向きで吹き続いているため、波が高くなり、良質の波を堪能することができるからです。

また、観光シーズンから外れているため、人も少なく、気兼ねなくサーフィンを楽しむことができます。

 
問題はいかに寒さに耐えることができるかどうか。比較的暖かいですが、やはり寒い時は寒いです。(笑)

寒さに弱い人は海にすら入れませんのでご注意ください。

 
また、天気もコロコロ変わり、晴れていたと思ったら突然豪雨になったりしますので、雲の様子を見て、「これ以上はやらないほうが良い」という判断力も必要です。

宮古島でサーフィンの体験

ここまで宮古島でのサーフィン初心者が気をつけるべきことを挙げてきましたが、たくさんの危険が潜んでいるので、やはり経験者が側に付いていないと非常に難しいことが分かります。

何より一番良いことはガイドを頼むこと。

まずは地元の方から情報収集をすることが先決です。

宮古島にはサープショップも何件かありますし、サーフガイドを行っている方もいます。そして、サーフィンスクールもあります。

経験者と一緒にいることによって、スキルはもちろんルールやマナーも学べますし、知識不足による事故を未然に防ぐことができます。

 
また、サーフボードやウェットスーツのレンタルもあるので便利ですね。

ガイドと仲良くなれば、あまり知られていないシークレットポイントを教えてくれるという話も聞きます。

体験コースだと、1日3〜4時間程度で、料金は8,000円ほど。なかなかのお手頃価格ですよね。

まとめ

以上、宮古島のサーフィンについてでした。

少なからずの危険は潜んでいますが、知識や経験があれば、そこには絶景が広がっています。

ぜひ安全に、そして快適に、宮古島の海を満喫してくださいね。

  

たいらまこ

まずはサーフショップへ!

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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