この記事は約 4 分で読めます。
宮古島はサメの被害や目撃情報が多くあります。
実際にどのくらいの頻度で被害報告があるのか調べてみました。
宮古島でのサメの被害
日本の中でも沖縄、特に宮古島はサメの被害が多いことで有名です。
キレイなビーチとしても有名ですが、サメがウヨウヨしているのなら、泳げるかどうか心配ですよね。
ここでは、サメに関する情報もまとめましたので、正しい知識を得て、事前対策をしっかりしておきましょう。
まずは、サメの被害報告から。
1989年1月7日 沖縄県宮古島伊良部沖 ・素潜りの漁師の男性が、サメに左脚大腿部を噛まれ、大ケガを負いました。 1996年7月23日 1997年7月12日 2000年7月16日 2005年10月22日 |
1980年代から2000年代にかけて、大きな被害は数年に1度といった頻度ですね。
また、2012年に砂山ビーチでサメの目撃情報も出ていますが、最後の事故が2005年ですから、もう10年以上被害報告は出ていません。
ですので、油断は禁物ですが、今はそんなに心配するほどでもないといったところでしょう。
海の中に入れば、もちろんその可能性はゼロではありませんが、自動車事故や飛行機事故、落雷なと比べても、その確率ははるかに低いです。
サメに襲われる理由
なぜサメに襲われるのかということを掘り下げていきましょう。
サメは人を恐れているので自らは近づきませんが、視力が悪いので音と匂いを頼りにエサを探しています。
被害に遭われた方に共通することは、漁師が多いこと。
これは人ではなく「獲った魚」の匂いにつられて寄って来たと言われています。
また、サーフィンの男性ですが、「波がくるのを待ってサーフボードの上に座っていたところを海中に引きずりこまれた」と宮古署から発表されています。
これも、サーフボードが大好物の亀に見えたからではないか、とされています。
例えば、サーフボードの上で腹ばいになって漕いでいる時は、音もバシャバシャして注意を引きますし、下からボンヤリ見ることを想像すると亀に見えなくもないですね。
サメに遭遇しないためには
サメに遭遇する確率はかなり低いことは分かりましたが、やっぱり怖いものは怖いですよね。
それでは、サメを寄せ付けないためにはどうしたら良いのでしょうか。
先ほども述べた通り、サメは音と匂いを頼りにエサを探していますから、それらを出さないようにすれば良いわけですね。
バタ足の音は、小魚が海面で跳ねていると勘違いされてしまいますので、泳ぐ時は平泳ぎがオススメです。
また血の匂いに敏感ですので、ケガをしたらすぐに海から出ること。女性であれば生理中の時は海に入らないようにします。
排泄物も匂いの元ですので海の中では出さないようにします。
また、サメは視力が悪いので、キラキラした貴金属や白い反射するものも魚のウロコだと勘違いして寄ってきます。
ですので、こういった勘違いされやすいものを身に着けないようします。
そして、サメの出没しやすい場所や時間帯を地元の方に聞いて、避けるようにしてください。
サメに遭遇してしまったら
『ここまでやったのに、なぜか目の前にサメがいる。』
色々と対策を行っても、何らかの理由でサメが反応して近寄ってくるかもしれません。。。
ここまで来ると、何がいけなかったのかあれこれ思い返すよりも、目の前のサメをなんとかすることに力を注ぐしかありません。
とは言っても、何かに反応して近くまで寄ってきたとしても、それが人だと分かると逃げていくのがほとんどです。
しかし、水をバシャバシャしてしまうと襲ってきたと勘違いされます。
また、血が流れていたりすると、興奮して凶暴化するので、人だろうがなんだろうが襲ってくる可能性があります。
ここは、刺激しないように静かにそっとしておいて離れてくれるのを待つか、音を出さないようにその場を離れれば大丈夫です。
しかし、すでにサメが興奮状態になってしまっていて襲ってこようとしている場合は、もう間に合いません。。。
最後の手段は、サメの急所である鼻や目、エラを思いきりパンチすること。
実際にそれで助かったという事例もあります。
しかし一方で、それは効果がないという専門家もいますから、真偽のほどは定かではありません。
とりあえず、何もしないよりはやってみたほうが良いかもしれませんね。(個人的には恐怖のあまり何もできないような気がしますが。。。)
宮古島のサメのまとめ
以上、宮古島のサメについてでした。
宮古島でのサメの被害報告は数年に一度はあるものの、遭遇する可能性は極めて低いことが分かりました。
また、サメは人をエサと勘違いしやすいことも分かりましたので、なるべく勘違いさせないことがポイントです。
これらを踏まえれば、サメの被害に遭うことはほとんどないと言って良いでしょう。
ぜひ、注意すべきことは必ず守って、安全に宮古島の海を楽しんでくださいね。
・ポイントは、音と匂いを出さないこと
・貴金属や白い反射するものも身に着けない
・サメの出没しやすい場所や時間帯は避ける
正しい知識で安全に
次の記事では、サーフィンの時に気をつけることについてまとめています。
Next >>>「宮古島でサーフィンの体験はできる?初心者が気をつけること」