沖縄での最低生活費はいくら?必要な収入の基準を知ろう!

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沖縄の最低生活費

沖縄に移住するとなった場合、一番心配なのは、どの程度の生活費がかかるのか。ということですよね。

もちろん、家庭持ちかひとり暮らしか、自家用車を持っているかどうかなど、その人の状況でも変わってきます。
 

ここでは、一例とはなりますが、一ヶ月にかかる最低生活費をシミュレーションしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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沖縄での最低生活費

ひとり暮らしの場合(ワンルーム+原付バイク)と、家族の場合(2LDK+自家用車)の2パターンのシミュレーションです。

ひとり暮らしの場合

ひとり暮らし

一番シンプルな例として、ひとり暮らしの場合を想定してみます。

私も沖縄本島の那覇市でひとり暮らしをしていましたので、実体験を元に算出していきます。
 

まず、家賃が必要ですよね。相場はワンルームで40,000円台です。

根気よく探せば30,000円台もありますが、那覇や新都心といった中心地の場合は高くなりますし、基地の近くであれば騒音も考慮しなくてはいけません。

ワンルーム〜1Kの相場
那覇市 4.72万円
浦添市 4.89万円
宜野湾市 4.41万円
西原町 3.91万円
南風原町 4.41万円

(参考:不動産情報サイト アットホーム 2017年〜2018年)
 

次に、水道・光熱費。これはトータルで約10,000円ほどかかると見ておいて良いでしょう。

夏は暑いですし、また期間も長いです。だいたい6月頃からエアコンをフル稼働させます。そして、まれに11月や12月でも暑い日もあります。

 
交通費は、生活スタイルにもよるのですが、私の場合は原付バイクでまかなえました。

10万円台でバイクを購入し、ガソリン代は月2000円もかからなかったです。税金や自賠責保険も数千円程度で、車検はありません。

ただ、沖縄本島では、ひとり暮らしでも自家用車の割合が多いですね。1人1台といったイメージです。

バスでも移動できますが、限度があります。徒歩や自転車も坂道が多く、電車もないので遠出が出来ません。

バイクのデメリットは雨風に弱いことなので、総合して考えてみると、やはり自家用車が一番便利ということになります。

沖縄本島で走っている車は軽自動車が多く、40万台〜120万台が相場です。

 
そして、食費を含む生活費。1日1,000円と想定して、月30,000円。

それにスマホ代(通信費)が10,000円ほどかかりますね。

これまでをまとめると以下の通り。

家賃:40,000円
水道・光熱費:10,000円
交通費:2,000円(原付きバイクの場合)
生活費:30,000円
通信費:10,000円

合計92,000円。約10万円あれば生活していくことができます。

しかしこれはあくまで最低生活費です。

普通に生活していくのであれば、飲み代や冠婚葬祭などの交際費、家具家電や衣服、旅行、車、保険・税金を考慮しなければいけませんので、+40,000円〜50,000円は必要かと思います。

あとは個人のやりくりの問題ですが、快適に過ごすのであれば、トータル約15万が妥当ではないでしょうか。
 

沖縄は物価が安いと言われがちですが、輸送費がかかるのでそうでもなく、家賃もそこまで安くはありません。

例えば、沖縄だからといって、パソコンやテレビ、携帯代が安くなるわけはないですよね。

 
また、冠婚葬祭やつき合いを大事にする文化なので、交際費も想定以上にかかります。しかも、突然のことも多いので計画も立てにくいです。

さらに、旅行に行くにも、県外に出る場合は飛行機の利用となり、費用も高くつきます。

東京にいる友だちには「沖縄に行くくらいなら海外に行ったほうが良い」と言われるほど、特にハイシーズンの時期の飛行機代は高いです。
 

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核家族世帯の場合

家族

次に、単身ではなく、例えば結婚していて、子供が2人〜3人いる核家族世帯の場合をシミュレーションしてみましょう。

項目は、単身の場合とほとんど変わらないのですが、全体的に1.5倍くらい増加するかと思います。

家賃の相場は、2LDKで50,000円台です。

1DK~2DKの相場
那覇市 5.77万円
浦添市 5.14万円
宜野湾市 5.21万円
西原町 4.98万円
南風原町 5.31万円

(参考:不動産情報サイト アットホーム 2017年〜2018年)

2LDK~3DKとなると、60,000円〜70,000円台になってきます。
 

また、原付きバイクで。とはいきませんので、どうしても自家用車が必要になってきます。

車そのものと、ガソリン代・車検代も考慮する必要があります。
 

そして、項目にプラスされるのが教育費

こちらも公立か私立か、大学進学するかしないか等で随分変わってきますが、公立で中学生・小学生どちらも塾に通うと仮定した場合、年間100万円ほどかかります。

まとめ

生活

以上、沖縄での最低生活費でした。
 

結果、やりくりして生活していこうとする場合でも、単純計算で約10万ほどかかります。

収入がそれ以上ないと、生活していけませんよね。
 

そして、注目すべきは沖縄県の平均年収は全国ワースト1位という事実です。

ざっくりですが、男性の正社員で手取り月15万、女性の契約社員で手取り月12万円ほどというイメージです。

 
もし、沖縄移住を考えている場合は、ぜひここでご紹介した最低生活費の目安と、ご自身の収入を考慮して検討してみてくださいね。
  

たいらまこ

意外とかかる交際費

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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