宮古島でニモに会うには?ダイビングなしで遭遇できるビーチ

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宮古島でニモに会う

オレンジと白の縞模様がきれいな魚、カクレクマノミ。

2003年のディズニー映画「ファインディング・ニモ」で、その知名度は一気に上がりました。

と同時に、クマノミではなくそのキャラクター名の「ニモ」という名前もすっかり定着しましたね。

私の感覚としては、何だかサッカーのことを「メッシ」と呼んでいるようで未だに違和感があるのですが。。。(笑)
 

さて、宮古島ではそんなクマノ…いやニモにすぐ会えてしまうというとても良い環境です。

ダイビングで深い海に潜れば必ずと言っていいほど、その姿を堪能することができます。

しかし、ダイビングができない小さいお子さんなどは、行けるところが海の浅い場所に限られてしまいます。
 

そこで、ここではダイビングまでしなくてもニモを見ることができる、おすすめのビーチをいくつかご紹介します。

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カクレクマノミの生態

カクレクマノミは、24℃前後が適温のため、日本では暖かい奄美大島より南にしか生息していません。

そして、一番の特徴は、サンゴ礁のイソギンチャクと共生していることです。
 

イソギンチャクに触れると毒が発射されるのですが、クマノミにはその毒に反応しない体表を持っています。

そのため、外敵から身を守るためにイソギンチャクの中に隠れて過ごしています。
 

つまり、クマノミを見たい場合は、イソギンチャクがある場所を探し、そこに行けば良いわけです。

宮古島のニモに会える場所

新城海岸(あらぐすくかいがん)

新城海岸

「しんじょう」ではなく、「あらぐすく」と読みます。

宮古島の城辺という場所にあり、市街地からは離れていますが、クマノミを見ることが目的であれば、ここが一番のおすすめです。
 

新城海岸の特徴は、岸から遠く沖の方までの水が浅いこと。なんと200〜300メートル先までサンゴ礁の浅瀬が続いています。

そのため、小さいお子さんでも安心して泳ぐことができ、大人でも膝より下までしか海に浸かっていなくても、クマノミを発見することができます。

運がよければウミガメに遭遇することも!
 

新城海岸

シャワーやトイレ、売店に駐車場も完備されているので、シュノーケリングのスポットとしても人気です。

住所)宮古島市城辺字新城

イムギャーマリンガーデン

通称「インギャー」と呼ばれています。ここは海というよりも、海沿いに作られた公共の公園です。

遊歩道の橋や展望台があり、初めて訪れた方は、まるで天然の水族館みたいだという感想が多いですね。

波も穏やかで、特に遊歩道の橋の下は「クマノミ団地」と言われるほど、たくさんのハマクマノミが生息しています。
 

シャワー、トイレ、駐車場、ちょっとしたお食事処も完備されていますので、家族連れで楽しむには最適な場所です。

ここでは泳ぐことはもちろんですが、他のビーチとはちょっと空気感が違うので、散歩をして独特な雰囲気の景色を見て楽しむことも醍醐味の一つです。

住所)宮古島市城辺友利605-2

 

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中の島ビーチ

宮古島から伊良部大橋を渡った先にある伊良部島と隣接している、下地島にあるビーチです。

ここはサンゴが多く、シュノーケリングでたくさんのクマノミを堪能することができます。
 

ただ、砂浜はゴツゴツとした小岩が多く、水深も岸からすぐ深くなるため、小さなお子さんが楽しむには少々難しいビーチです。

中の島ビーチ

駐車スペースはありますが、トイレやシャワー、売店などもなく、自然そのものといったビーチです。

住所)宮古島市伊良部佐和田1739

長間浜

宮古島から来間大橋を渡った先にある来間島にあるビーチ。

こちらもシュノーケリングの人気スポットです。波打ち際近くにサンゴがあるため、そこで大量のクマノミを見ることができます。こちらは「クマノミマンション」と呼ばれています。(笑)
 

また、夕日がキレイということでも人気のスポットで、夕暮れ時でも観光客が多く訪れます。

ただ、地形上風向きによっては波が高い時もあり、クマノミマンションのスポットも水深2〜3メートルにあるので、こちらも小さなお子さんが楽しむには少し厳しいです。
 

なお、トイレやシャワーもありません。小さな駐車スペースはあります。

まとめ

クマノミ団地やクマノミマンションなどさまざまな異名を持つ宮古島のニモスポット。

ダイビングとまでは行かなくても、シュノーケリングでその美しさを堪能することができます。

小さなお子さん連れであれば、浅瀬で波がおだやかな新城海岸かインギャーが安全でおすすめです。
 

また、宮古島の代表格である砂浜ビーチや前浜ビーチは、サンゴが岸近くにないため、クマノミを見ることができませんので、ご注意ください。

私も子供のころ、あのオレンジ色に魅せられて、父にねだって海で獲ってもらい(笑)、自宅の水槽でしばらく飼っていたことがあります。

あの鮮やかさは、飽きずにずっと見ていられますよね。

 
宮古島には、ダイビングをしなくてもニモを見ることができるスポットがたくさんありますので、ぜひ南国の自然をたっぷりと味わってください!

  

たいらまこ

鮮やかさNo.1!

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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