宮古島で家を建てるには?必要な費用とおすすめの建築会社

この記事は約 4 分で読めます。

宮古島で家を建てる

宮古島で海が見える素敵な場所に家を建てたい。
 

移住を考えている方は、きっとそう思うことでしょう。

もしかしたら、住宅兼アトリエだったり、カフェやダイビングショップを考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
 

ここでは、家を建てるためにかかる必要な費用とおすすめの建築会社などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

宮古島で家を建てるには

まずは、必要な費用の項目や、宮古島ならではの苦労することなどを順を追って説明していきます。

必要な費用の項目

建築費用

まず、「宮古島で」ということはひとまず置いといて、日本で家を建てるために必要な費用について、色々と調べてみました。

その結果、以下が必要な項目です。

土地代
・頭金
・土地代金
・仲介手数料
・所有権移転登記費用
・印紙代
・固定資産税(日割り分)
・つなぎ融資手数料

建物本体代

付帯工事費
・水道工事
・電気工事
・廃棄物処理

諸経費
・確認申請費
・ローン手数料
・火災保険料
・地鎮祭費用
・登記費用

固定資産税(家を建てた後)
修繕費(家を建てた後)

これらを並べるだけで、相当費用がかかりそうですね。
 

まず、どこの会社に依頼するか、どのくらいこだわりを持っているかによっても費用が左右されます。

そしてローンを組むのか、頭金はいくら払うのか、それとも一括払いなのかによっても変わってきます。
 

数社に見積もりをとって比較し、そしてこだわり部分はきちんと明確に伝えることが大切です。

口頭での説明では認識の違いが発生しやすいので、サイズや写真、図面など明確なものを使用します。
 

また、先に挙げた項目がすべて見積もりに含まれているかを確認することも重要です。会社によっては後から諸経費として追加となるケースもあるようですので注意が必要です。

宮古島で苦労すること

建築

沖縄県外から移住をするために家を建てた体験ブログなどを拝見すると、みなさんとても苦労されているようです。

まとめると以下の通り。

・業者がとにかくルーズ
・土地を購入するにはツテがないといけない
・銀行がローンを組んでくれない
・沖縄県以外の方(通称:ナイチャー)というだけで、見積もりが高くなる

なんだかもう心が折れそうになりますが、別に意地悪をしたくてそうしているのではないということを理解していただけたらな、と思います。

業者がルーズだと思うのは、基準が違うからであって、地元の方にしてみれば当たり前のことです。

「郷に入れば郷に従え」の精神で、相手を理解しつつも、上手にこちらの意見も取り入れてもらうスキルが必要です。

 
後の項目の3つは、「信用がない」の一言に尽きます。

急に家に上がり込んで「娘を嫁にくれ」と言われても「はい、どうぞ」とはいかない父親の気持ちと同じと考えると分かりやすいですね。

しかもその相手が日本人ではなくて、例えば言葉は通じるけど価値観がまったく違う外国人だったら?不安しかありませんよね。
 

また、ナイチャーに対して手厳しいのは、これまでにナイチャーに冷たくされたり、厳しく文句を言われたり、騙されたりした経験があるからこそなのです。

第二次世界大戦時や戦後を超えてきた住民から、日本軍よりアメリカ軍のほうが優しかったという話も良く聞きます。

また、単純に毎日テレビのニュースで流れている凶悪事件の犯人、オレオレ詐欺集団、マルチ商法を勧誘する人、すべてナイチャーです。

  

ですので、「ナイチャーだけど、この人は違う」と思ってもらうようにすることが大切です。
 

また、こういった苦労を乗り越えて移住に成功した先輩方もたくさんいますので、先にその方達と知り合ってからでも遅くありません。

おすすめは、いきなり土地を買って家を建てるというよりも、数ヶ月〜1年ほど賃貸で住みながら、情報収集やツテ探しをじっくり行っていく方が計画的で良いと思います。

 
一旦地元の方と信頼関係が築けたら、色々と掛け合ってくれたり、手助けしたりしてくれますし、反対に途中で辞めることもできます。
 

スポンサーリンク

宮古島で家を建てるためのおすすめの業者

それでは、ここからは宮古島で家を建てるためのおすすめの業者をご紹介します。

久仲工建

久仲工建

ホームページでこれまでの完成物件を見ることができるのですが、シンプルで機能的、かつ洗練されたデザインの家が多く、一番好きな建築業者です。

私の同世代の親戚もここで一軒家を建てましたが、小さな子供がワイワイ走れる広い部屋と庭、それを眺めることができる広いキッチン、そこからそのまま繋がっている洗濯スペース、とまさに理想の家でした。

一級建築士事務所アトリエライン

宮古島に魅せられて移住したという矢納徹さんの設立9年目となる設計事務所。

こちらも、ホームページで完成物件を見ることができます。一言でいうと「ハイセンス」。まるでドラマか映画に出てきそうな素敵な家が並びます。
 

また、ブログを拝見したところ、家を建てる工程を細かく説明されていたり、宮古島の行事を大切にされていることが伝わるので、家づくりも丁寧だということが分かります。

また、「宮古島に移住してきた」という経験をお持ちなので、その点も理解があり親身に相談に乗ってくれそうですね。

まとめ

海の家

宮古島には他にもたくさんの会社がありますので、色々と比較検討して、ぜひお気に入りの会社を見つけてください。

苦労することも少なからず待っていますが、そこを乗り越えたら理想の暮らしが待っていることでしょう。

 
そのためにはしっかりとした計画とリサーチ、そして信頼関係が必要です。

ぜひ、思い描く理想通りの家を手に入れてくださいね。
  

たいらまこ

こだわりの家を持つ!

一覧 「宮古島での賃貸物件〜部屋探し編〜」記事一覧に戻る

  

このページに掲載している情報は、時間の経過により変更になることがあります。
詳しくは「ご利用にあたって(特定商取引に基づく表記)」と「プライバシーポリシー」をご確認ください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

シマリアルをフォローする

不動産や商売
シマリアルをフォローする
シマリアル
タイトルとURLをコピーしました