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沖縄には電車がありません。
モノレールはありますが、那覇空港から首里までの1つのルートなので、行ける場所が限られています。
そのため、沖縄に住んでいる住民のほとんどは、自家用車がメインの交通手段となります。
そして、他の都道府県よりもお酒を飲む頻度が高いので、「運転代行」がとても重宝されています。
ここでは、そんな沖縄での運転代行について詳しくまとめています。
また、初心者でも安心なタクシー代行についてもお伝えします。
沖縄の運転代行はとても便利
沖縄は車社会なので、たいてい通勤には自家用車を使用します。
学生(大学生や専門学生)も通学で使う方が多いです。
そのため、「終電まで帰りで一杯」なんてことはできません。
飲みに行くときは、そのまま居酒屋へ自家用車で向かうことになります。
その時に困るのが帰りの手段。飲酒運転はもちろん厳禁です。
そこで利用するのが運転代行。
沖縄の生活スタイルにマッチしているんですね。
もちろん運転代行以外にも方法はあります。
ちょっと面倒ではありますが、一旦家に帰って自宅に車を置いてから、家族に居酒屋まで送ってもらうことも多いです。
しかし、急なので家族の都合が合わない場合や、1人暮らしの場合はそういう訳にはいきません。
最終手段は、割高になってしまいますがタクシーを利用しての移動になります。
行きも帰りもタクシーを利用する場合は何も問題はありません。
しかし、少しでも費用を節約したいと、行きに自家用車を使い、帰りにタクシーを利用するというパターンも多いです。
この場合だと、次の日に自家用車を取りに行かなくてはいけないというデメリットが発生しますよね。
このように、費用や手間などを総合的に判断した結果、タクシー > 家族の送り迎え > 運転代行の順に敷居が低くなっていくことが分かります。
運転代行をうまく利用すれば、費用も手間も一番少なく済ませることができるんですね。
相場はいくら?
とにかく沖縄には、たくさんの運転代行業者がありますので、料金にも幅があります。
特に安いところであれば、5kmまで1,000円なんてところもあります。
相場は、例えば那覇市であれば3km〜4kmまでが1,000円、その後1kmごとに200円です。
10km以上離れた場所で飲むことはそんなにないと思いますので、2,000円あれば大丈夫でしょう。
また、平日割引や長距離割引があったり、クレジットカードを使えるかどうかも業者によって違いますので、こういった点も注意して探してみてくださいね。
深夜料金は発生する?
運転代行に、深夜料金は発生するのでしょうか。
タクシーの場合、夜の22:00から朝の5:00までが深夜料金となり、通常よりも2割増(正確には距離が2割分短く計算される)になります。
運転代行の場合は、夜の利用がメインのため、深夜料金はありません。
夜の18:00〜20:00頃から朝の5:00までが営業時間となります。
業者によっては、24時間営業もありますが、反対に昼間の時間帯に追加料金が発生します。
夜に利用するのであれば、タクシーよりも深夜料金のない運転代行がお得ですね。
沖縄の運転代行の頼み方
運転代行の頼み方ですが、居酒屋から近い業者がやはり一番リーズナブル。
居酒屋のフロントには必ずと言っていいほど、代行業者の電話番号や情報が書かれた名刺のようなカードが置いてあります。
これらの情報を元に、どの代行業者を利用するかを決め、電話をして依頼をすればOKです。
良く分からない場合は、居酒屋の店員さんに頼むと良いでしょう。おすすめの代行業者を呼んでくれます。
居酒屋から近い場所にある業者なので、そこまで待たずとも数分ほどで迎えに来てくれます。
2人で1台の車に乗って来ますので、その内の1人に自分の車を運転してもらい、もう1人は乗ってきた業者の車で後ろからついて来てもらうというシステムです。
あとはタクシーのように自宅まで連れて行ってもらい、最後に料金を支払えば終了です。
2人分の人件費がかかっているのですが、なぜかタクシーより安い。
お客さんを探して巡回することもなく、またお客さんが乗るための車を用意する必要もないので、その分安くなっているのかもしれませんね。
一番安心なのはタクシー代行
私も運転代行を利用したことがあるのですが、2人の私服のお兄さんがさびれた車(失礼)でやってきたので、ちょっと怖いなーという印象を受けました。
お酒を飲んだ後に、見ず知らずの男性達と自分の家まで行くという状況には、やはり少し緊張感があります。
もちろん、れっきとした業者さんなので信頼できるのですが、やはり安心感という面では、慣れ親しんでいるタクシーのほうが上回ります。
そこで、運転代行を利用したことがない、または慣れていないのでどうしても怖いという方には、『タクシー代行』をおすすめします。
その名の通りタクシー会社が運転代行を行っているので、安心です。
第ー交通のタクシー代行であれば、24時間営業していますし、クレジットカードも対応していますのでとても便利です。
ただ、料金はタクシー代+1000円と割高になります。
まとめ
電車がなく、車社会で、お酒を飲む機会が多い。
これらが見事マッチングした結果、沖縄では運転代行を利用することが主流になっています。
そのため、たくさんの代行業者があるので、料金やサービスなどを比較検討して決めることも充分に可能です。
特に、居酒屋がおすすめする代行業者であれば、良く利用されているという実績があるので、安心して依頼できます。
女性の方であれば、「タクシー代行」がさらに安心です。
費用は高くなってしまいますが、そのままタクシーで帰って次の日に車を取りに行くという手間も省けますしね。
沖縄の生活には欠かせない運転代行。
意外と安くて使いやすいので、未体験の方はぜひ、利用してみてください!
慣れれば便利!
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参考 沖縄の都会度については、「沖縄の人口密度はどのくらい?那覇や浦添は想像以上の都会度」の記事を参考にしてみてください。