沖縄のゴキブリは本当に大きいのか?その噂について徹底検証

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沖縄のゴキブリの噂

沖縄のゴキブリは大きいという話を良く耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。

あのフォルムを思い出すだけでもゾッとしますが、沖縄に住む人にとっては切っても切れない関係なので、正しい知識と付き合い方を知ることが重要です。
 

ここでは、そんな沖縄のゴキブリについて色々とまとめました。

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沖縄のゴキブリは普通に出る?

まず、沖縄でゴキブリは普通に出るのかという疑問についてですが、宮古島に生まれ育った私の感覚からすると、普通に出ます。

家の中にはしょっちゅうですし、外でも見かけます。

他の昆虫と比べて、なぜゴキブリだけがこんなにも嫌悪感を振りまくのか不思議なのですが、それは生活圏に良く現れるからかなと思うほどでした。
 

ゴキブリは熱帯で生まれた昆虫なので、湿気と暖かい場所を好みます。

そのため、高温多湿の沖縄はまさに天国。日本の中で最も数が多く、生息している種類も多いです。

また、1匹見つけると、その奥には何十匹も生息してるとも言われていますので、まさに恐怖しかないですね。
 

ゴキブリというと、幼稚園生の頃、業者さんが幼稚園の敷地内にあったマンホールを開けたところを興味本位で覗いてしまった結果、大量の密集したゴキブリを見てしまったことを思い出します。

今でもはっきりと覚えていてるのですが、もしかしてあれは夢だったのかな?と思ったりもするほどの強烈な場面でした。

そのくらい、沖縄ではゴキブリを目にする機会が多いです。

1年中出る?

ゴキブリは寒さに弱いということもあり、北海道にはまったく存在していないというから羨ましい限りです。

気温15度以下で元気がなくなり、5度以下で死んでしまうのですが、沖縄は冬でも10度を下回ることが少ないですから、1年中出ると言っても過言ではありませんね。

その中でも、25度から30度が最も元気になりますので、平均気温が25度を超す5月下旬〜10月は、特に目にする機会が多くなります。
 

また、湿気と暖かい場所があっても「餌」がなければ、生息できませんが、その餌が特に家の中にたくさんあることは誰もが予想できますよね。

しかも食べ物だけではなく、髪の毛やホコリも餌になるというから驚きです。

常に家の中を清潔にしていることもゴキブリ対策の一つになります。
 

また、見落としがちなのがダンボール。これもゴキブリの大好物。もし家に不要にある場合はさっさと処分してしまいましょう。
 

宿泊用のホテルはもちろん常に清潔にされているので、出る確率は低いと思いますが、築年数が長くて古いホテルは要注意です。

また、「階数」も大事で、沖縄に限りませんが、4階以上になるとあまりゴキブリを目にしなくなるというデータもあります。

つまり、旅行などで沖縄のホテルに泊まる場合は、築浅の4階以上を選ぶとゴキブリに遭遇する確率をグンと減らすことができます。

 

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沖縄のゴキブリは特別大きい?

さて、問題なのがゴキブリの大きさです。

良く沖縄のゴキブリは大きいと言われますが、本当なのでしょうか。

宮古島で生まれ育ち、那覇で6年、東京で10年以上住んでいる私の経験から言わせてもらいますと、大きさはそこまで変わらないと思います。

東京でも、築年数が古い家に住んでいた頃はしょっちゅう見かけましたが、沖縄と同じだと感じました。
 

では、なぜそんな話があるのでしょうか。

調べてみると、沖縄には日本の中でも特にたくさんの種類のゴキブリが存在しています。

その中で、家の中まで入ってくるゴキブリの種類は、チャバネゴキブリ・クロゴキブリ・ワモンゴキブリの3種類。

体長はそれぞれ、チャバネゴキブリ2cm程度、クロゴキブリ3cm程度、ワモンゴキブリ4cm程度とそれぞれ1cmずつ違います。

特に沖縄に多い種類は4cmレベルのワモンゴキブリですので、チャバネゴキブリかクロゴキブリが多い地域の方からすると、1〜2cmも違うのは確かに大きいと感じると思います。

また、日本最大のゴキブリとされるヤエヤママダラゴキブリは、沖縄にしか生息しておらず、その体長も5cmですから、このことも沖縄のゴキブリは大きいという印象につながっているのかもしれませんね。

ヤエヤママダラゴキブリはその名前の通り、沖縄の八重山諸島でのみ生息しておらず、家の中にも入ってきませんので、私も見たことはありません。

まとめ

以上、沖縄のゴキブリについてでした。
 

「沖縄のゴキブリが大きい」のではなく、ゴキブリの種類によって大きさが変わってくることが分かりました。

その差も1〜2cm程度なので、そこまで巨大ではないですね。
 

私が東京で見たゴキブリが、あまり沖縄と変わらないと感じたのは、きっとワモンゴキブリだったからなのでしょう。

ただ、しぶとさは沖縄のほうが強かったと思います。向かってきたり飛んできたりして大騒ぎしていた記憶があります。

噛むとも聞いたことがありますが、さすがに噛まれたことはありません。
 

沖縄は好きだけど、虫が嫌いで移住をためらっているという方にお会いしたことがありますが、そういう方には本当におすすめしないです。

高層階に住むなどして、ある程度は避けられるとは思いますが、沖縄で生活していくのであれば、やはり虫と共存することは必須条件かなと思います。

  
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たいらまこ

特に1階は注意!

  

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たいらまこ

宮古島出身。
宮古高校卒業後、沖縄本島で6年過ごしたのち、東京に10年以上在住中。

沖縄を離れたからこそ分かる違いや魅力、そして移住のことについて、島を知り尽くした管理人がご案内します!詳しいプロフィール

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