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宮古島で潮干狩りをする場合、いつ、何時にどこへ行けば良いのでしょうか。
ここでは、宮古島で有名な潮干狩りポイント(場所)や潮見表の見方についてまとめました。
また、宮古島の潮干狩りと言えば、伝統行事のサニツは欠かせませんので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめのポイント(場所)はどこ?
潮干狩りに向いているのは、やはり浅瀬が広がる場所。
そのため、海水浴場として有名な砂山ビーチや与那覇前浜ビーチはおすすめできません。
一番確実なのは「大浦湾」
宮古島での潮干狩りをするのに有名な場所は、「大浦湾」です。
市街地から、池間大橋に向かう途中にあり、浅瀬の湾が広がっています。砂山ビーチにも近いですね。
住所:宮古島市平良西原 |
ここは、潮干狩りのシーズンに、宮古テレビが取材しに来たり、新聞にもよく乗るので間違いないです。
新聞社が来るということは、、、インスタ映えもするということです。(笑)
潮干狩りが目的であれば、大浦湾は第一候補でOKだと思います。
浅瀬が広がる「佐和田の浜」
また、浅瀬の海として有名なのは、伊良部島の佐和田の浜。
夕焼けが綺麗なのでサンセットビーチとしても知られていますが、潮干狩りの場所としても最適です。
住所:宮古島市伊良部佐和田1725 |
馬が目印の「サニツ浜」
与那覇湾は通称サニツ浜と呼ばれている下地にある湾で、大きな宮古馬のモニュメントが有名です。
ここは干潮になると広大な砂地が出現するので、潮干狩りにも向いています。
住所:宮古島市下地与那覇 |
大潮を狙おう
潮干狩りに適した日時は、潮が大きく引く日と時間帯です。
干満の差が大きい状態のことを大潮と言います。
月に2回ほど訪れるので、その時を狙って行きましょう。
時間帯はもちろん潮の引いた干潮時。この時間は1日に1〜2回訪れます。
そして、潮干狩りは、干潮の2時間前からスタートするのがベストです。
つまり、「大潮の日で、干潮の2時間前」を狙うと良いですね。
潮見表を見よう
大潮の日や、干潮の時間を調べるには「潮見表」(「潮汐表」とも言います)を使うととても便利です。
潮干狩り用に見るなら、このサイトが分かりやすいのでおすすめです。
「潮干狩」の列が「◎」か「○」の日を選んで、そして干潮の時間を確認すればOKです。
この表を見ると、どの月も1ヶ月の半分くらいは潮干狩りに適していますね。
休日や予定が合えば、意外と気軽に行けるということが分かります。
サニツ(浜下り)とは
沖縄県や鹿児島県の奄美諸島には、「浜下り」という行事があります。
それは、旧暦の3月3日に、女性が潮で身体を清めて厄払いをし、健康を祈るというもの。
妊婦や男性はその日は海に近づいてはいけないとされていました。
旧暦の3月3日は、1年の間でももっとも干潮の差が大きい大潮の日になります。
浜下りと大潮の関係性がよく分からないのですが、潮が引いて海水が少なくなった時こそ、海のありがたさを感じたのかもしれませんね。
現代では、女性だけではなく、家族や友人で潮干狩りに出かけて、採れた海の幸に感謝して健康を祈るという形に変わっています。
2019年の旧暦3月3日は「4月7日」。
この日は、特に多くの方が潮干狩りに訪れ、先ほどご紹介した大浦湾にはテレビの取材もやってきますので、はりきって(?)行きましょう。
また、長時間外にいることになるので、帽子や水分補給も忘れずに。
ちなみに、宮古島ではこの浜下りのことを「サニツ」といいます。
「3日(サンニチ)」がなまってサニツとなったとのこと。
(3月はどこにいった?とつっこみたくなるのは私だけでしょうか。。。)
まとめ
以上、宮古島での潮干狩りについてでした。
場所は浅瀬が広がる浜辺がおすすめです。
特に大浦湾は宮古島での潮干狩りスポットとして有名なので間違いないでしょう。
日にちと時間は、まず先に潮見表を確認すること。
干潮の日と時間帯を確認をしてからスケジュールを決めると失敗はありません。
干潮は月に2回やってきますが、やはり春先から夏にかけての時期が一番潮干狩りに適していますね。
あさりやハマグリ、タコにアオサも採れます。
宮古島は360度海に囲まれていますので、ここで紹介した以外にも潮干狩りスポットはたくさんあります。
泳いだり、眺めたりするのも良いですが、実際に生き物に多く触れる潮干狩りを通して、宮古島の海の恵みに感謝するのもまた良いかもしれませんね!
参考:旧暦カレンダー
https://www.arachne.jp/onlinecalendar/kyureki/2019/4/
いざ大浦湾へ!
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