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宮古島で、住み込みで仕事。
寮があれば、家賃を抑えることができますので、生活していく上で理想的ですよね。
宮古島のどこに住んでいても海は近いので、休みの日には、すぐにダイビングをしたりすることも可能です。
ここでは、住み込みでの仕事について、どういった職種があるのか、そしてメリット・デメリットなど詳しくまとめました。
宮古島での住み込み仕事
宮古島で、住み込みで仕事するには、リゾートバイトが代表的です。
若い力が必要で、需要が多い仕事は常に求人があります。
リゾートバイト
リゾートバイトとは「リゾート地」で働くバイトのこと。
寮完備というところが多いので、学生の長い休み期間に友達と一緒に。なんていうことも実現可能です。
ただの旅行ではなく、稼ぎながら遊べるということでとても人気があり、需要が高いです。
また、時給も普通に働くより高めに設定されています。
なぜ寮完備で時給が高いかというと、人手が足りないから。
主に観光客向けの接客がメインなので、県外でその経験があると重宝されます。
また、カメラマンやインストラクターなど専門性のある人材も求められます。
職種
宮古島で多い職種は、ホテル系のスタッフ。
ホテルと言っても、フロント(受付)を始め、客室清掃、レストランのホールスタッフ、キッチンスタッフなど様々な仕事があります。
また、ホテルのWebやSNSの管理運営、広報・企画立案なんて仕事も。
リゾートウェディングも需要が高いので、そこでのスタッフやカメラマンの仕事もあります。
続々と新しいホテルが建設されている状況なので、常に人材も募集しています。
ホテル以外では、レンタカー、マリンスポーツ関連、カフェ、民宿や居酒屋も求人が多いです。
夜の接客業(ガールズバーやキャバクラ)などもあり、こちらはやはり昼に比べて時給が高いことが魅力的ですね。
観光客向け以外でいうと、介護系や農業も求人があります。
農業は、高齢者が多いのでやはり若い力を借りたいという要望が高いです。
宮古島はさとうきび刈りや葉タバコ、マンゴーがありますが、炎天下の中、長時間の作業は非常に体力がいります。
引っ越し作業など体力に自信がある場合は応募しても良いでしょう。
ただ、寮ではなく自費でゲストハウスに宿泊しながらということも多く、そして雨が降った場合は休みになるので、収入は不安定になります。
つまり、「雨の日にいかに楽しめるか」にもかかってきます。
→雨の日の楽しみ方については「宮古島での雨の過ごし方は?出身者がオススメするスポット5選」の記事も参考にしてみてください。
これまでをまとめると、観光客や高齢者を対象とした仕事に需要があるということですね。
メリットとデメリット
メリットはもちろん、ロケーション。
日中は仕事をして、夕方から海に行くこともできますし、夜は満点の星空です。休みの日には、のんびりドライブも楽しいですね。
ゆったりとした時間の流れと、大自然の近さにびっくりすると思います。
デメリットはお金ですね。「稼ぐ」ことが第一優先であれば、東京や大阪などで働いたほうが早いです。
製造業や大企業がない沖縄では、時給が全体的に低いんですね。リゾートバイトは比較的に高めですが、全国と比べると安い方になります。
沖縄の若い人たちも「キセツ」(季節労働)といって半年ほど県外に出てお金を稼ぐという方も多いです。
沖縄の求人誌にも普通に「季節労働者」の項目があるほどです。
「お金ではなくやりがい」という方が合っているかと思います。
また、先ほども述べましたが、職種が限られているということもデメリットです。
移住への第一歩
将来宮古島への移住を考えていて、その足がかりとして、試験的にこのリゾートバイトを利用することはアリだと思います。
例えば、2ヶ月ほど試してみて、やっぱり住みたいと思うか、向いていないと思うか、気持ちがどちらに動くかを見てみるのはとても大切なことだと思います。
大金をかけて移住した結果、こんなはずじゃなかった。と後悔し、だけどお金がないので帰れない。なんてことを防ぐことができます。
反対に、やっぱり長く住んでいきたいと思ったら、寮にいる間に住居を探したり、長く働ける仕事を探していくことも可能ですね。
リゾートバイトをするには派遣会社へ登録から
リゾートバイトをするには、派遣会社に登録する必要があります。
おすすめなのは、以下の4つ。
◆アルファ・リゾート ◆リゾートバイト.com ◆リゾバ.com ◆アプリリゾート |
「宮古島」で限定して探すと、2018年8月現在では10件〜20件ほどの求人数でした。
正社員の仕事はある?
ホテル業務マネジメント2年以上という経験が必要ですが、ホテル支配人の仕事があります。
「リゾキャリア」といって、リゾートバイトのその先のキャリアアップをサポートしてくれるサービスもありますので、利用してみるのも手だと思います。
まとめ
以上、宮古島での住み込みで働ける仕事についてでした。
おすすめは、まずは自分に向いていそうな仕事を探して2〜3ヶ月試してみることです。
住んだり働いたりすることで、観光だけでは分からない宮古島の別の顔を発見することができると思います。
流れる時間が違いますし、やはり東洋一の海は人を惹きつけるものがあります。
お金よりも、やりがいや人との出会いが重視と考えられる方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
海のそばで働く!