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宮古島に観光に来たら、夜は沖縄の音楽で楽しみたいですよね。
ここでは宮古島で三味線ライブが楽しめる場所について、詳しくご紹介していきます。
宮古島で三味線ライブ
宮古島の居酒屋に行くと、どこでも三味線ライブをやっているのかというと、もちろんそうではありません。
初めての方にとっておすすめなのは、観光客向けに特化したお店です。
ちなみにですが、沖縄では三味線(しゃみせん)のことを、三線(さんしん)と言います。
中国から沖縄に入り、それから日本へ渡った歴史がありますので、その時に「味」という漢字が加わり、呼び方も変わったようです。
同じ3本の弦を弾く楽器ですが、素材や弾き方、音色などが違います。
そのため、三味線と三線は、ルーツは同じだけれども別ものと捉えられています。
それでは、郷土料理を堪能しながら、生の沖縄音楽も楽しめる、代表的なお店をいくつか紹介します。
郷家(ごーや)
毎日19:30からライブを開催している、宮古島の民謡ライブ居酒屋を代表するお店です。
少し店内の照明が落とされているので、落ち着いた雰囲気。
ライブをみんなで楽しめるようにと設計されているのか、座席のグループごとのしきりはなく広々と開放感があります。
メニューはもちろん沖縄料理がメイン。「島らっきょうの天ぷら」は特に絶賛されています。
値段も400円台〜600円台とリーズナブル。
芸能人のサインもたくさんあり、味よし・値段よし・雰囲気よしの満足できるお店です。
平良字西里570-2
一魚一会(いちぎょいちえ)
さかなクンが言いそうな店名が印象的ですが、市街地の下里通りにある、とても入りやすくて明るい雰囲気の居酒屋です。
宮古島発の居酒屋ではなく、埼玉に1号店があり、多店舗展開の中の1店舗となっています。
そのためもあってか、観光客のニーズをきちんと捉えているんですね。
島唄ライブは毎回大盛り上がりと口コミでも評判が良いので、初めて訪れる方でも安心して入ることができます。
「宮古牛のステーキ」や「もずくソーメン」など、地元の料理も揃っているので、観光の夜にぴったりですね。
人気のお店なので、事前予約は必須です。
平良下里595
うさぎや
こちらも市街地にある居酒屋。
2階建てのお城のような、赤瓦びっちりの外装は目を引くので、すぐに分かります。
店名もひらがなで覚えやすいですよね。
宮古島に住んでいる方であれば、このお店に行ったことがなくても「あ〜あそこね。」とすぐ思い出せるほど印象的なお店です。
ここは、先ほど紹介した「一魚一会」と同じ系列店。
19時と21時にライブが行われているので少し遅めの時間でも大丈夫です。
最後にはカチャーシーといって、みんなで踊るタイムがあります。
平良字下里2番地
琉球の風
ここは、居酒屋というよりは、特設ステージで無料でライブを楽しめるという場所です。
毎日無料で開催されているので、ホテルが近い場合は一見の価値ありですね。
ただ、屋根がある外という環境なので、天候が悪い日、寒い日、暑い日などに左右されます。
ライブの開催は20:15〜と少し遅めの時間。
場所は上野にあるので、もし、市街地のホテルに泊まっている場合、ここからタクシーはちょっと遠すぎるので注意が必要です。
上野宮国761−1
まとめ
以上、宮古島の三味線(三線)についてでした。
まだまだお店はありますので、もっと調べたい方は、こちらのサイトも参考にしてみてください。
ポイントは、ライブの時間を確認しながら、ホテルから近いところを探すと良いですね。
普通の居酒屋に行くのも良いですが、民謡ライブ開催ありであれば、もっと沖縄感を楽しめます。
また、聴いて楽しむだけではなく、最後にみんなで踊ることが多いのも特徴的。
美味しいものを食べて、体を動かして踊ればもう、日頃のストレスも飛んでいくことでしょう。
本来は、「家に集まってみんなで飲んでいる時に、誰かが三線を弾き始め、次第にみんな盛り上がって踊る。」
ということが自然の流れです。(笑)
ですので、居酒屋でステージから三線ライブって実は地元の方には馴染みがあまりないんですよね。
1、2回の観光の場合、居酒屋三線ライブはとても気軽で楽しめることは間違いありません。
ただ、もっとディープな宮古島を味わいたかったら、三線好きな地元の誰かのお祝いの席に参加してみることをおすすめします。
音楽が聞こえたら踊り出す