宮古島と良く比較されるのは石垣島。さまざまな視点から比較して、違いを分析してみました。
check 宮古島の海はきれい?真相はその地形にあり!石垣島とも比較
check 宮古島で癒しを求めるならココ!石垣島との違いも詳しく考察
おすすめ 宮古島にも星の砂ってあるの?場所や見つけ方のコツを紹介
大きさの違い
まずは、その大きさから。
宮古列島(多良間島・水納島含む)は、大小8つの島で構成され、その大きさは合計で約226.50km²。
八重山列島は、石垣島を始め、沖縄本島に次いで2番目に大きい西表島を含むため合計で約587.16km²と宮古列島の倍以上。その中には無人島も多く存在します。
それぞれの中心となる島が、宮古島(159.25km²)、石垣島(222.25km²)となります。
大きさは、八重山列島にしても、その中心となる石垣島にしても、宮古島(列島)よりも軍配が上がります。
つまり、石垣島のほうが大きいということですね。
自然の違い
次に自然の違いについて。
決定的な違いは、宮古島には山がないということ。
そのため川もなく、海水に土砂が混ざらないので、海の透明度は群を抜いています。観光地としても有名な「与那覇前浜ビーチ」は東洋一の美しさと称されます。
石垣島はその反対に、海も山も川もあるので、自然の種類の多さが充実しています。
良くテレビで見る「水牛」も由布島や竹富島で、マングローブ林や、星の砂で有名なビーチも八重山列島にあります。
海の透明度を堪能するなら宮古島、それ以外も色々楽しみたいなら石垣島といったところでしょうか。
都会度
次に、都会度について。
人口は、宮古島・石垣島どちらも約50,000人超えなので、同じくらいの規模になります。
コンビニの数も、偶然にも同じ18店舗(ファミリーマート)。
他にスーパーやホームセンター、ハンバーガーチェーン店も同じように充実しています。
つまり、都会度はほぼ互角と言えます。
また、石垣島は観光地として昔から開発されてきたので、観光しやすいという印象です。
どちらかというと宮古島は後から観光地となりましたので、一昔前までは開発されていない穴場の島なんて言われていました。
「るるぶ」のような旅行雑誌でも「沖縄・石垣島」はあっても「沖縄・宮古島」はあまりなかったように記憶しています。
芸能人にテレビで紹介されたり、朝ドラのロケ地になったり、離島までの橋が開通されたりした結果、ここ数年で一気に注目されてきました。
そのため、比較的新しい観光スポットと言えます。
交通の便
次に交通の便の良さについて。
沖縄県以外の都道府県へ行くためには、一旦那覇を経由する方法が一般的ですが、直行便がある空港もあります。
宮古島から直行便がある空港は、どちらも羽田空港(東京)・関西空港(大阪)の2つ。
中部国際空港(愛知)も2017年6月から〜11月まで就航していたのですが、現在は未定のようです。
石垣島から直行便がある空港は、羽田空港(東京)・関西空港(大阪)・大阪国際空港(伊丹)・中部国際空港(愛知)の4つ。
石垣島の方が直行便が多いですね。他はすべて那覇を経由します。
それぞれの費用(ANA:片道運賃)と時間の目安は以下の通り。
宮古空港-関西空港 51,000円 2時間5分
石垣空港-羽田空港 66,690円〜 2時間40分
石垣空港-関西空港 54,300円〜 2時間10分
石垣空港-中部国際空港 59,810円〜 2時間15分
値段はあくまで通常運賃で、LCCや早割、ホテルパック等を駆使すればもっと安くで済ませることができます。
不思議なもので、時間はそんなに差がないんですね。2〜3時間の間でほぼ主要都市に行くことができます。
続いて、那覇からそれぞれの費用と時間の目安です。
石垣空港-那覇空港 25,800円〜 50分
1時間以内でそれぞれの島へ行くことができます。
最後に宮古島から石垣島までの費用と時間。
那覇から宮古、那覇から石垣までは5分しか違いがないのですが、宮古から石垣だと35分で値段も割高になっています。
その距離は約130km。東京から静岡くらいまでの距離です。
飛行機は離陸時が一番エネルギーを必要とするらしいのですが、そのことが関係しているかもしれませんね。
もしかしたら、離発着の距離が短い方が逆にエンジンを使ってしまうのかもしれません。
調べるまでは結構、費用と時間に差が出るかと思いましたが、特に時間は、予想よりも微差に留まりました。
島民性
最後に、それぞれの島の住民の性格について。
これはあくまでも個人的な意見ですが、宮古島の方は自己主張が強く、我が道を行くタイプが多い印象です。そのため、経営者が多いとも良く言われます。
石垣島は穏やかで芸達者なイメージ。BEGINや夏川りみ、具志堅用高など多くの芸能人を輩出しています。
方言や訛りもそれに比例して、宮古島ではイントネーションが強く、初めて聞く方にとっては怒っているように思われたりもします。
反対に石垣島では沖縄本島と似ていて「○○ないさ〜」といった柔らかい話し方が特徴的です。
このカテゴリーでは、さらに深掘りして、それぞれの違いをまとめています。
どちらかに移住しようか検討している、もしくはどちらかに旅行に行こうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。