宮古島には伝説がたくさん!下地の通り池から狩俣の平家落人まで

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宮古島には伝説や神話、昔話などが多く残っていることをご存知でしょうか。

ここでは、地元の方にも人気で有名な話をいくつかご紹介していきます。

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通り池

宮古島から橋を渡った隣にある伊良部島(下地島)。

そこに「通り池」という名前の有名な池があります。

ぽっかり丸く空いた池が2つ隣り合っているのですが、実は地下でつながっているので、このような名前になっています。

そして、海ともつながっているので、水面が上下したり色が変わったりと、さまざまな表情を見せてくれることが特徴です。

私はまだ見たことがないのですが、1年に1回赤くなるそうですよ。

通り池の伝説

子供の頃、家に宮古島の民話の本があって良く読んでいたのですが、この通り池の話が一番怖かったことを覚えています。

それは、ママ母物語。

下地島の漁師が妻に先立たれ、子供を育てるために再婚します。

しかし、その妻は自分の子が生まれると、上の子が疎ましくなってしまいました。

ある日、2人の子を通り池に連れて行き、岩場に寝かせます。

そして夜中になると、通り池へ上の子を突き落としました。

しかし、上の子と思って突き落とした子は実は自分の子だったのです。

それに気づいたママ母は、自分も飛び込んで命を絶ってしまいました。

なんだか切なくて怖い話。

そのため、1年に1回赤くなる現象も、その親子の血の色だなんて言われています。

 
それにしても話の内容がちょっとリアルで、本当にあった話のような気がしませんか?

通り池には、子ども達を寝かせたとされる岩場もあるのですが、実際目にすると「いやいや、ここで寝るのはあり得ない」と思ってしまいます。

しかし、寝るのではなくて、「池を近くで見よう」ということだったら?・・・可能性もなくはないですよね。

夕方のニュースで流れてきそうな、妙なリアル感があります。

 
そのため私は、実際に通り池を見ると、いつもこの話が思い浮かぶので、複雑な気持ちになるんですよね。

自然の作り出した神秘さや壮大さを味わいたかったのですが・・・。(苦笑)

大神島は伝説の宝庫

宮古諸島は全部で8つ島がありますが、その中でも多くの伝説話を持っているのが「大神島おおがみじま」です。

その島の名前からしていかにも、という感じですよね。

今は、観光客に対して歓迎ムードですが、少し前までは、大神島の以外の人はむやみに立ち入ってはいけない場所とされていました。

 
そこで有名な話は、海賊キャプテン・キッドの財宝が眠っているという都市伝説。

海外の新聞でも取り上げられたそうなのですが、真実は闇の中・・・。

私はこの話が真実だったらすごいなと思いますが、噂レベルでそっとしておくのもまた粋ではないかな、とも思います。

 
他にも、一周道路の工事がなぜか進められずに中断したという話や、日本の神さま・天照大神あまてらすおおみかみが降臨したという言い伝えもあります。

大神島が「沖縄県(琉球藩)」として日本になったのは、つい150年ほど前ですよ?

それなのに、天照大神あまてらすおおみかみの伝説が残っているというのは、とても不思議なことで、そのはるか昔に何があったのだろうと感慨深いものがありますね。

 
大神島の伝説のことについて詳しくは「宮古島から行ける大神島とは?数々の都市伝説を持つ神聖な島」の記事にまとめていますので、ぜひ確認してみてください。

知れば知るほど不思議な話ばかりでとても面白いです。

 

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神話

宮古島には神さまにまつわる話も多く残っています。

宮古島そのものを創ったという「創生神話」。

キリスト教のアダムとイブのように、宮古島にもコイツノとコイタマという男女の神さまがいます。

この神さまたちは「漲水御嶽はりみずうたき」という場所に祀られています。

そのため、宮古島に来たら最初にここに行って挨拶しなさい、という地元の方もいます。

詳しくは、「宮古島の御嶽(うたき)とは?訪れたらまず最初に行く場所」の中で漲水御嶽の伝説についてご紹介しています。

平家の末裔

1185年に源平合戦(壇ノ浦の合戦)にて敗れた平家が、日本各地に逃げ隠れひっそりと暮らしたという平家の落人伝説。

宮古島にもその伝説が残ります。

市街地から北に進んだところに「狩俣」という場所があるのですが、そこに平家の末裔と言われている一門があります。

「平家由来」とされている刀やカンザシ、古文書が残っていて、今は個人宅での保存が難しくなり宮古島市立博物館に保管されています。

また、「平勇さん」というように、最近まで代々名前の最初に「平」を付けていたそうなので、かなり信憑性が高いですよね。

 
それにしても、こんな遠い南の島へたどり着いたことに驚きです。

命からがら逃げてきて、そしてまた新しい土地で生きていくという、生命力のたくましさを感じます。

 

宮古島の伝説まとめ

以上、宮古島の伝説についてでした。

宮古島の本屋に行くと、伝説話や民話の本がたくさん売っています。

Amazonではなかなか目にしない本もあるので、お土産にもいいかもしれませんね。

こういった話を知ると、また違った視点で宮古島を見ることができます。

深く宮古島のことを知ることができるので、ぜひじっくりと読んでみてはいかがでしょうか。

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